Twitterまとめ投稿 2019/09/23 [歌舞伎]
theaterangel2九月文楽『艶容女舞衣 道行霜夜の千日』文楽はお爺さんとおじさんが頑張る芸という印象があるが最後は若手が中心。芸の凸凹や忍耐が必要な場合もある。それでもたゆまぬ努力の跡が見えるのは嬉しい。そこを観ないでは文楽の愉しみは半減。名人上手の芸をその場限りで味わうのではない面倒さが取り柄だ09/23 21:14 theaterangel2九月文楽『艶容女舞衣 酒屋の段』靖太夫・錦糸、藤太夫・清友、津駒太夫・藤蔵と繋いで行くがそれぞれに好演し満足。お園の清十郎も華麗な技を披露して観客を沸かせた。ひと昔前の技芸員に比べると見劣りするかもしれないが彼らの10年後20年後… https://t.co/kM6U7QWADd09/23 20:42 theaterangel2九月文楽『嬢景清八嶋日記 日向嶋の段』千歳太夫と富助に拍手。景清の玉男にも。最も感動したのは簑助の糸滝。自身の身体は不自由なのに人形を遣うと全く不自由を感じさせないばかりか深い感動に導かれた。その芸の底力に感服。40年もの間、観… https://t.co/lkJ9Guv89C09/23 20:27 theaterangel2九月文楽『嬢景清八嶋日記 花菱屋の段』織太夫と清介にまずは拍手。よく語りよく弾いた。馴染みのある演目ではないが彼らの好演によってグッと観客の心を掴み次の場へ繋げてみせた。短いと思ったが実は40分以上もあったとは。時代物の大曲の端場… https://t.co/2TRemAKBdy09/23 18:14 theaterangel2九月文楽『心中天網島 道行名残の橋づくし』勘十郎の治兵衛と和生の小春は現在では最高の組み合わせか。おさんへの想いからどこか恋愛至上主義的な高揚感が乏しく哀れさが勝った。小春は治兵衛に刺し殺され治兵衛は首を括るのも甘さが全くないので好き。この死に方も当然と思うのもおさんの味方だから09/23 15:18 theaterangel2九月文楽『心中天網島 大和屋の段』咲太夫と燕三を聴いていると一昔前の文楽を思い出す。三味線が明確で理解し易い。何を表現しようとしているか、どのような場面なのか手に取るように解る。咲太夫の美声によって緊迫感が倍増されて身を委ねていることに快感と安心感がある。深いかと問われると困るが09/23 15:09 theaterangel2九月文楽『心中天網島 紙屋内の段』大好きな呂太夫。神妙に丁寧に語って好印象。とはいえ感動に繋がるかどうかは別問題。後半になるにしたがい失速気味だったのが残念。様々な想いの交錯が描ききれていなかったと思う。派手さがないだけに難しい場面なのも原因だろうか。付いていけるか観客も試される09/23 15:02 theaterangel2九月文楽『心中天網島 河庄の段』三味線の清治を中心として呂勢太夫、和生、玉男、勘十郎らが揃って小春の哀れさ健気さを際立たせた感。治兵衛とはこんなに身勝手な愚かな男だったのか。全く共感できなければできないほど小春が愛おしくなる不思議。三輪太夫が口三味線で浄瑠璃を語る可笑しみが面白い09/23 12:51