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IMAX版 インターステラー [映画]



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クリストファー・ノーラン監督の最新作『インターステラー』を地元の日本最大級のスクリーンを持つIMAXデジタルシアターで観る。最初はIMAX3D版だとばかり思っていたのにIMAX2D版での上映。それは細部まで高細密に再現するIMAXの特徴を生かすため、敢えて2Dにこだわったのかもしれない。映画の内容は四次元どころか五次元の世界を描くと言う破天荒な物語なのだが、巨大スクリーンと劇場全体が地震で揺れているのかと錯覚するほどの重低音のおかげで3時間も全く退屈することなく楽しめた映画だった。この映画こそは、IMAXで観るべきで、そうでなければ作品の真価などわかるはずもないと思う。

さて、最初は上下の切れるスクリーンサイズで映画が始まったのだが、冒頭の墜落シーンからフルサイズのスクリーンサイズになるという形式で、ほぼ本編の半分くらいはフルサイズ上映だったと思う。人間ドラマの部分は、上下の切れるワイドスクリーンサイズで、ここぞという見せ場は全てフルスクリーンの立体音響で観客を攻めまくる感じ。細部まで再現できる映画音楽や効果音も雰囲気を盛り上げていて大いに満足した。

物語の展開を書いてしまうと、これから観ようという観客の楽しみを奪うことになりそうなので、全くふれずにおこうと思うが、人類滅亡の危機を救うために宇宙に旅立つというSF的な発想に家族愛、特に父親と娘の愛を絡めて描くのだが、時間と空間を乗越えてしまうというのが少々わかりずらい気もするが、断絶した親子の愛が復活して、思いがけない完結を迎えるということは、すんなりと理解できた。

なるべく大きなスクリーンの劇場で観ることをおすすめしたい。もちろんIMAXデジタルシアターで観るのが最もおすすめである。



解説

「ダークナイト」「インセプション」のクリストファー・ノーラン監督によるオリジナル作品。世界的な飢饉や地球環境の変化によって人類の滅亡が迫る近未来を舞台に、家族や人類の未来を守るため、未知の宇宙へと旅立っていく元エンジニアの男の姿を描く。主演は、「ダラス・バイヤーズクラブ」でアカデミー主演男優賞を受賞したマシュー・マコノヒー。共演にアン・ハサウェイ、ジェシカ・チャステイン、ノーラン作品常連のマイケル・ケインほか。「ダークナイト」や「インセプション」同様に、ノーラン監督の実弟ジョナサン・ノーランが脚本に参加。撮影は、これまでのノーラン作品を担当していたウォーリー・フィスターが自身の監督作「トランセンデンス」製作のため参加できず、代わりに「裏切りのサーカス」「her 世界でひとつの彼女」などを手がけて注目を集めているホイテ・バン・ホイテマが担当。

スタッフ
監督クリストファー・ノーラン
脚本ジョナサン・ノーラン
  クリストファー・ノーラン
撮影ホイテ・バン・ホイテマ
美術ネイサン・クロウリー
衣装メアリー・ゾフレス
編集リー・スミス
音楽ハンス・ジマー

キャスト
マシュー・マコノヒー
アン・ハサウェイ
ジェシカ・チャステイン
ビル・アーウィン
エレン・バースティン
マイケル・ケイン

作品データ
原題 Interstellar

製作年 2014年

製作国アメリカ

配給ワーナー・ブラザース映画

上映時間169分

映倫区分G

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