Twitterまとめ投稿 2014/04/05 [歌舞伎]
theaterangel2「髪結新三」終了。昨年の8月に三津五郎が演じたばかりなのに何故幸四郎?猿翁と同年代ゆえ、今のうちに演じておきたいのだろうか。とってもダークな味わいで風変わりな新三だった。一番の功労者は大家の彌十郎で、彼のおかげで舞台が弾んで楽しめた。大家の女房で萬次郎が怪演。貴重な女形ではある。04/05 21:24 theaterangel2「女伊達」終了。花の吉原を舞台に時蔵が女伊達。引き抜きやら所作ダテやら15分ほどの短い舞踊に様々な要素があって幕見席は観光客がいっぱいだった模様。時蔵が昼夜ともに舞踊だけというのは、勿体無いような気もするが大一座なので仕方ない?男伊達の松江と萬太郎が意外に様になっていたのに感心。04/05 19:00 theaterangel2「一條大蔵卿譚」終了。吉右衛門の大蔵卿が大きく、自由自在の演技で楽しませる。とかく小さくまとまってしまう大蔵卿が多い中で、一時代前の歌舞伎を彷彿とさせる大人の芸だった。梅玉、魁春など周囲の役者は平凡な出来で盛り上がりに欠けていた。吉右衛門の孤軍奮闘の舞台になってしまったのが残念。04/05 18:16 theaterangel2「曽根崎心中」が終了。藤十郎は一世一代の名に恥じない名演を披露。驚異的な若さと美貌。翫雀も相手役を立派に務め上々。東蔵、左團次や橋之助も上方の芝居に無理なく溶け込んでいてよかったが、関西勢の役者の層の薄さが浮き彫りになったともいえる。今後は成駒屋以外のお初の登場はあるだろうか。04/05 16:18 theaterangel2「寿靱猿」終了。三津五郎が癌から生還しての舞台。一回り小さくなってしまったようにも感じたが、まずは復帰してめでたいめでたい。演目も心がホッコリ温まるもので良かった良かった。又五郎の女大名が軽妙。巳之助の男っぷりが上がって見違えるように変身。父親の病気も無駄ではなかったということ?04/05 14:11 theaterangel2「鎌倉三代記」終了。歌右衛門の追善とはなっていないものの、魁春の時姫と梅玉の三浦之助がいなければ成立しない舞台だと思った。かつては歌右衛門の庇護のもと、良い役を演じてもがっかりさせられる兄弟だったが、余人をもって代え難い存在感があるのは心強い。幸四郎も好演して意外な拾い物?かも。04/05 13:02 theaterangel2「寿春鳳凰祭」終了。若手、中堅、大幹部揃って出演の新作舞踊で開幕。短い上演時間でも新たに創らなければならないので大変な事だったろうと想像する。帝の我當が元気なところを見せてくれたのが嬉しかった。今月は本来なら七代目歌右衛門の襲名披露だったはずで無事に舞台を務める事の幸福を思った。04/05 11:29 theaterangel2今日は歌舞伎座を通しで見物。もう開場から1年とは。相変わらずの大盛況で幕見席は長蛇の列。Webでの購入が普通になったからか地下の当日券売り場には人影はない。あぜくら会の文楽の予約日で出先ゆえスマートフォン購入。住大夫人気で一時画面が進まなくて焦ったが希望日が購入できてホッとする。04/05 10:48
2014-04-05 23:01
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私は昼の部のみを見ました。坂田藤十郎、最後の「曽根崎心中」とあって、ぜひ行こうと思っていました。期待通りでよかったし、「鎌倉三代記」での松本幸四郎、「寿籾猿」での坂東三津五郎も見せました。夜の部は26日に行きます。この日についてはまたご報告いたします。
by 畑山千恵子 (2014-04-08 22:40)
千秋楽の夜の部、「一条大蔵卿」、中村勘三郎で見ましたが、今回の中村吉右衛門はすばらしかったし、「女伊達」の中村時蔵は見せました。「髪結新三」は松本幸四郎の素晴しさもさることながら、坂東弥十郎の演技も光りました。
by 畑山千恵子 (2014-05-04 23:04)