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IMAX3D版 ホビット 竜に奪われた王国 [映画]

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3月にオープンしたばかりのTOHOシネマズ日本橋に『フランケンシュタイン』を観に行った。TOHOシネマズの独自規格のラージスクリーン「TCX[トレードマーク]」で観たのだけれど、スクリーンサイズは18.7×7.9m大きめではあるけれど、ビルの中の劇場であるだけに間口はともかく、高さが足りなくてなんとも中途半端なサイズで物足りなかった。やはり地元の日本最大級のスクリーンサイズを誇る独立型IMAXデジタルシアターにかなう劇場など日本には存在しないようである。

4月1日は「映画の日」だが、あえて特別料金のIMAXデジタルシアターの3D版を観ることにした。さすがにフルサイズの上映ではなく、天地が切れる普通のワイドスクリーンでの上映といった感じだが、幅が25mもあるだけに迫力は満点。途中で地震がきたかと思うような重低音と繊細な音まで見事に再現する立体音響によって、映画の中に飛び込んだような臨場感があるのはいつもの通りだった。

さて三部作の第二作ということで、前作を観ていないと理解できない物語かもしれないが、火責め、水攻めで息つく暇もないほどのハラハラドキドキが絶え間なく続く映画だった。しかも、これからというところで映画が終わってしまい、最高のクライマックスは次回作のお楽しみという結末。これでは、どうしても最終作品が観たくなるという仕掛け。

もはや何が起きても驚かない映画の世界だが、技術革新のスピードは相当のもののようで、人間以外の種族の闘いなど迫力満点で、それこそスピード感があり、大掛りな仕掛けで観客を驚かせ続けた。肝心のところで「次にご期待ください」で終わってしまうのも映画の出来としてはどうだったのだろうか。IMAX3Dの大迫力に圧倒されて、最後のほうはストーリーを追うのをやめて、ひたすらスクリーンの中で繰り広げられる戦いに見入るばかりだった。

解説

J・R・R・トールキンの不朽の名作を映画化した「ロード・オブ・ザ・リング」3部作の前章となる「ホビット」3部作の第2部。魔法使いガンダルフやトーリン・オーケンシールド率いる13人のドワーフとともに、かつてのドワーフの王国エレボールを取り戻すため冒険を続けるホビット族の青年ビルボ・バギンズは、姿を変えることができる獣人ビヨルンや、巨大な蜘蛛の群れにも遭遇しながらも、やがて目指す「はぐれ山」へとたどり着くが……。「ロード・オブ・ザ・リング」3部作にも登場した人気キャラクターで、オーランド・ブルーム演じるエルフのレゴラスも再登場。エルフ族の新キャラクター、タウリエル役には「LOST」のエバンジェリン・リリー。物語の鍵となる邪竜スマウグの声を、英人気俳優ベネディクト・カンバーバッチが担当する。

スタッフ
監督ピーター・ジャクソン

キャスト
イアン・マッケラン 灰色のガンダルフ
マーティン・フリーマン ビルボ・バギンズ
リチャード・アーミテージ トーリン・オーケンシールド
ベネディクト・カンバーバッチス マウグ
エバンジェリン・リリー タウリエル

ホビット 思いがけない冒険/ あらすじ

『ホビット 思いがけない冒険』は中つ国という架空の世界が舞台。ホビット族はホビット庄で地面の中の乾燥して快適な穴の住居で暮らしているに小さな種族だ。ホビット族は人間の身長の半分ほどで、顎髭のドワーフよりも小さく、ドワーフと違って顎髭はない。頭の毛も濃い暖かい茶色の髪をしている。食べ物と快適さとシンプルライフが好きな種族だ。

フロドが11歳のときに両親を失い、21歳のときにイアン・ホルム扮するビルボ・バギンズが養子にしてくれた。 ビルボ・バギンズの一家はなかなか尊敬されている。何ひとつ新しいことをするでもなく、冒険もしないという堅実な一家だからだ。それが、変わろうとしている。ある晴れた日、ビルボが日向ぼっこしていると、魔法使い灰色のガンダルフが立ち止まって声をかける・・・。


魔法使いのガンダルフは、ある冒険に仲間を一人見つけたいのだと説明する。ビルボはホビット族でそんなことしたい者はいないよと初めは嘲笑するが、ドワーフの伝説的な戦士でリーダーのトーリン・オーケンシールド率いる13人のドワーフが来て、みんな賑やかで自信家な面々で圧倒される。魔法使いガンダルフは、“エレボール”(はなれ山)への秘密のドアが記された地図をビルボに見せる。そして驚きと驚愕で口がきけなくなったようなビルボに、探検の“強盗”としてついて来て欲しいと提案する。では、ガンダルフは何故ビルボを誘いに来たのか?

ガンダルフは、危険とかの冒険が好きで怖いお話も大好きという子供だった幼かった頃のビルボを覚えていて、この旅に強盗をするホビットが一人欲しいと思った時に、何年も後にホビット庄に戻ってきてビルボを見つけるのだ。ガンダルフは故意にビルボを追い求める。しかし、18年たった今、会ってみてぎょっとする。過度に因襲的で想像性がなくつまらない、覚えている少年とは全然別人のようにビルボがなっていた。

ホビット 竜に奪われた王国/あらすじ

邪悪なドラゴン、スマウグに王国エレボールを奪われたドワーフの王子トーリンはスマウグを退治し、王国を奪い返そうと13人の仲間と、灰色の魔術師ガンダルフ、そしてホビットのビルボ・バギンズらとエレボールを目指して旅を続けている。道中、邪悪なオーク達の追撃をかわしつつ冒険を続けるトーリン、ビルボ達。やがてガンダルフは「もう一つの危惧」を確かめるため闇の森の前で旅の仲間達と別れ、邪悪なネクロマンサーの噂を確かめるためドゥグルドゥアに向かう。ガンダルフはそこで、恐ろしい魔人の復活を目の当たりにする。

ガンダルフと別れたトーリン達は恐ろしい巨大クモの巣穴に紛れ込んでしまい、クモに捕食されかけるが、ビルボの機転と"シルヴァン・エルフ(森のエルフ)"の王子・レゴラス と 闇の森の守備隊長タウリエルが現れたことによりその場を生き延びる。しかしシルヴァン・エルフはドワーフに良い感情を持たず、より好戦的な種族だった。エルフに見つからなかったビルボを除き、ドワーフ一行はエルフの里に捕らえられてしまう。トーリンはエルフの王でレゴラスの父であるスランドゥイルと会談する。スランドゥイルはスマウグの元から財宝を持ち帰ることを条件に開放する取引を持ちかけるが、かつて王国を奪われた際に見捨てられた恨みを未だに忘れていないトーリンは取引を拒否。ドワーフは全員投獄されることとなる。

一方、レゴラスから好意を寄せられていたタウリエルはスランドゥイルから「エルフの王子と身分の低いエルフの間での恋は許されない。息子をたぶらかすな」と告げられてしまう。そんな中、彼女は獄中のドワーフの1人・キーリと意気投合し、互いを意識するようになる。

その後、こっそり侵入したビルボの助けによりドワーフ一行は樽に乗り込み川へ脱出する。しかし、一行がエルフの里から出てくるときを待ち伏せていたオークの襲撃に遭い、辛くもその場を逃れるがキーリは毒矢を受けて負傷してしまう。また、武器はすべてエルフの里に残してきてしまったため丸腰であり、一行はまたも危機に陥る。

そこに現れた湖の町・エスガロスに住む弓の達人バルドに助けられ、町の中へ密入する。エスガロスはエレボールのある「はなれ山」の近くであるが、かつてスマウグに襲われ富を失った谷間の国の人間達が逃げ込み、現在は堕落した統領により支配されている腐敗した町だった。バルドは子供達を養いながらクーデターを計画していた。そんな中 出会ったドワーフ一行は、町の予言にあった「山の下の王の復活」ではないかとバルドは考える。

ドワーフ一行は統領に隠れてエレボールに向かう準備をしていた際に、キーリの傷が悪化し見つかってしまう。一行は尋問を受けるが、「王国を取り戻した暁には、財宝は山のふもとのすべての民で分け合うこと」を約束し、町の支持を得る。しかし、バルドは「竜を刺激しては再び町が襲われる」と王国の奪還に反対した。誰よりも竜の恐ろしさを理解していた彼は、かつてスマウグを殺し損ねた、谷間の国の領主ギリオンの子孫だったのだ。

意見は割れたが、最終的に統領が一行を歓迎することと決めたことでトーリンの説得は成功し、武器や装備を手に入れる。いよいよエレボールに向かうが、キーリは傷の悪化が激しかったため町に残るようトーリンに命じられてしまい、キーリの兄フィーリも弟と共に残ることにする。

苦難を乗り越え、入り口と鍵穴を発見し、エレボールに到着した一行。ビルボはドワーフの秘宝である「アーケン石」を求めて一人エレボール内部に侵入するが、金銀財宝の溢れた宮殿の中で、邪悪な竜が眠りから目を覚まし、ビルボの前に巨大な姿を現す……。


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