SSブログ

再上映決定!マイケル・ジャクソン THIS IS IT [映画]2009-12-04 [映画 アーカイブス]

緊急リリース
映画「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」12月19日(土)よりアンコール上映、決定

 株式会社ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(所在地:東京都港区虎ノ門)配給、映画「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」は、10月28日(水)から日本公開を開始し、11月27日(金)、大盛況のうちにイベント限定上映としての一興行が終了いたしました。

 その後、多数のお客様からアンコール上映へのご要望が弊社に相次ぎ、また公開直前に25万枚以上のセールスを記録しました前売券の着券率がまだ低いことも鑑み、興行者の皆様のご理解、ご協力を賜り、12月19日(土)より、一部劇場にてアンコール上映の実施を決定するに至りました。

 劇場名や上映時間などにつきましては、詳細が決まり次第発表させていただきます。宜しくご理解の程、お願い申し上げます。

以上

プレスリリースを読んだ感想は、「う~ん、やっぱり・・・・・・。」
あれだけお客が入っていて打ち切りはないだろうと思っていたが案の定、再上映が決定したらしい。お正月映画が出揃ったこの時期に、よくぞ決断してくれたと思うものの、最終日に盛り上がり、昂揚した気分はどうしてくれる!という面もなくはない。大画面で最高水準の音響で、もう一度楽しんでみたいとも思うが、もう主な上映劇場が正月映画でブロックされている現状では、どうなるのだろうか。5劇場で14回観た経験からすると、やはり音響だけでも優れた施設を持った劇場で観てみたい。誰か「爆音映画」として上映してくれないかしらん。

天使が高校生だった頃、ロック・オペラ映画『Tommy トミー』が上映された。監督・脚本はケン・ラッセル。音楽監督はピート・タウンゼンド、 出演はロジャー・ダルトリー、アン・マーグレット、オリヴァー・リード、エルトン・ジョン、エリック・クラプトン、ティナ・ターナー、ジャック・ニコルソンなど。

上映するについては、特別の音響再生装置が日比谷スカラ座に設置されて公開された。たぶん多チャンネルで音量・音圧を上げた程度だと思うのだが、ロックの大音響が階下の宝塚劇場に響き渡り、観客から苦情が殺到。急遽音量を下げて上映されたというのを映画雑誌で見た。

なにしろ天使は田舎の高校生だったので、実際に日比谷では観ていないのだが、何故かサントラのLPだけは持っていた。公開からだいぶ経ってから、静岡有楽座で上映するというので、バスに乗り、電車を乗り継いで観に行った。そのときは、『レット・イット・ビー』『ザッツ・エンターテインメント!』のなんと三本立だった。番組を編成した担当者は、どういうチョイスだったのか・・・。

自分の街の小さな映画館と違って、静岡の七間町は映画街で映画館が何軒もあり、それだけでも田舎者は圧倒されていたのに、ステージの左右と後方にスピーカーがあって音が流れてくるのに感激したものだった。今から考えるとラジカセ並みの音質だったはずだが、ステレオで音楽が流れてきたことに心底驚いたのだった。それから30年以上。映画の音響は日進月歩。迫力ある重低音とクリアで繊細な音響が共存しながら劇場空間を埋め尽くす音響が実現しているのは、さすが21世紀?ではある。 

それなのに地元のシネコンは、20世紀の遺物のようなラジカセ並みの音響である。一応、サラウンドスピーカーがあるのに、全然鳴らないし、他の劇場では体感できた細かなニュアンスが全く感じ取れなかったのである。オペラ歌手と同じ名前の村を通り抜けていくシネコンは重低音が響き渡り、繊細さもあってド田舎なのに意外に充実していた。長嶋監督の実家の前を通っていくシネコンは、バランスもよく高水準だったし、シネプレックス幕張は噂通りの日本一の音響だった。都内の新宿ピカデリーも川崎のIMAXシアターも悪くはなかったけれど、千葉県の劇場群には負けていたように思う。

 DVDの発売も決定し予約も開始され、熱も冷めた時期に再上映が成功するかどうかはわからないが、まだ未見の人たちには是非とも、ご覧いただきたい映画である。歌舞伎座の宮藤官九郎の新作『大江戸りびんぐでっど』で、せっかく大工姿の勘太郎がマイケル・ジャクソンのダンスを巧みに踊っても、くすりともしない観客が大多数だったことが残念に思えた。もっともっと幅広い年代の人たちに知って欲しいのが願いである。


マイケルの歌う「Man in the Mirror」を聴いてもらいたいと思う。最後にマイケルが伝えようとしたことを知って欲しい。マイケルに対するの世間の偏見も変わって欲しいとも思う。もっとも天使も映画をみるまでは、「鏡の中の男」じゃなくて、外見だけなら一番変わったのはマイケル自身じゃん。と突っ込みを入れていたのだから偉そうなことは言えないのだが。上映劇場が早く発表されることを望みたい、大晦日には六本木あたりで盛り上がるのだろうと思うが・・・絶対に行けない。悲しい。                                       

2009-12-04 20:25
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。