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マイケル・ジャクソン THIS IS IT 新宿ピカデリーで9回目 マイケルの手話 [映画]2009-11-23 [映画 アーカイブス]


  今日は上野の東京文化会館でコジョカルが出演する東京バレエ団の『くるみ割り人形』を観た。もともと初演時には、チャイコフスキーのオペラ『イオランタ』とともに上演されたので短いのは承知だったが、20分の幕間を入れて2時間かからなかった。昨日の新国立劇場の『ヴォツェック』も短くて新宿ピカデリーで「マイケル・ジャクソン  THIS IS IT 」を観ようと思ったのに満員でチケットが買えなかった。そこで昨夜のうちにインターネットで予約して席を確保したおかげで今日は無事に観る事ができた。一番大きな劇場での上映だったのに最終回まで満員の大盛況。休日の都心のシネコンに初めて足を踏み入れたのだが、あんなにロビーに観客があふれているとは…。大変驚いた。

 さて新宿ピカデリーのスクリーン1では、デジタル上映だったらしく、IMAXシアターほどではないにしろ鮮明な画像だった。ところが音響は、細部の繊細さは見事に表現されていたものの、重低音は隣町のシネコンの方がズッと伝わってきていて、文句なく音響は隣町の方がよかった。上映中に出入りする観客も川崎同様に多かったが、スクリーンの邪魔にならないので、それほど気にならなかった。終映後に、遠慮がちな拍手が起こったのも都会ならではの反応だと感心。

 27日で終わってしまうが、仕事の関係であと観られそうなのは24日と27日の2回だけである。何度観ても、もっと観たいと思わせる力が、この映画にはあって、今日で9回目である。毎回新しい発見があるが、今日は何故、エンドロールが終わった後に、再び「Human Nature」で彼が唐突に登場するのか理由がわかったような気がした。天使がオルテガ監督だったら、収録されている生前のマイケル・ジャクソンの最後の映像をどこに挿入するかと考えたからである。

 この映画は、ほとんど説明がないのが特徴だが、衣裳や背景の舞台装置の感じから推測すると、どうもこれが生きているマイケル・ジャクソンの最後の映像の記録なのだと確信した。あの姿の数時間後に、きっとマイケル・ジャクソンは亡くなったに違いない。そう思ったら涙が止まらなくなった。本当にそうなのかどうか、監督に確かめるほかはないのだが、もう一度、この目で確認してみるつもりである。

 「今週もマイケル・ジャクソン THIS IS IT」にコメントをいただいたプリマベーラさんによれば、

映画の最後でマイケルの画像が静止する直前に"We love you all"とアメリカ手話で表わしています。もう一つはアマゾンのシーンで「花」を表わしています。「花」しか読み取れず残念ですが、花を表わすマイケルの手の動きのエレガントなこと。

これも確かめてこなければ!

2009-11-23 00:00
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