「熱狂の日」音楽祭2008 514/2008年5月6日(火)17:00~17:45 ホールCマイアーホーファー [演奏会]2008-05-08 [演奏会 アーカイブス]
谷村由美子(ソプラノ)
ヴァレリー・ボナール(アルト)
マティアス・ロイサー(テノール)
クリスティアン・イムラー(バス)
ローザンヌ声楽アンサンブル
シンフォニア・ヴァルソヴィア
ミシェル・コルボ(指揮)
モーツァルト:レクイエム ニ短調K.626
シューベルトを悼んで友人たちが演奏した「レクイエム」。名匠コルボによる、切ないほど劇的な音楽
評判を聞いていたコルボ指揮のモーツァルト「レクイエム」を楽しみにしていた。天使はこの曲を合唱団の一員として何度も歌ったことがあり、なんと海外公演まで経験している。よく知っている曲だけに期待は大きかった。結論から言うと、感動には遠い演奏会であったと思う。
大きな原因は、やはり5000人収容のホールにあるように思える。山台の位置が奧過ぎるのか、18列目の席だったのにもかかわらず、ずいぶんと遠くから音楽が聞こえてきたように感じた。残響も短めな会場で、教会など長い残響時間の会場で歌われることを前提に書かれた宗教曲には不向きである。
オーケストラも合唱団もソリストも、普段の会場と同じように歌うので音圧も何もかも不足しているし、言葉の明瞭さも失われてしまったようでイライラさせられた。それでも5000人もの人々が、奏でられる音楽の一音一音を愛おしみ、聞き逃すまいと神経を集中している様子は、「熱狂の日」らしくて感動的な光景ではあった。来年はなるべくホールAの演奏会は避けようと思う。
2008-05-08 22:27
ヴァレリー・ボナール(アルト)
マティアス・ロイサー(テノール)
クリスティアン・イムラー(バス)
ローザンヌ声楽アンサンブル
シンフォニア・ヴァルソヴィア
ミシェル・コルボ(指揮)
モーツァルト:レクイエム ニ短調K.626
シューベルトを悼んで友人たちが演奏した「レクイエム」。名匠コルボによる、切ないほど劇的な音楽
評判を聞いていたコルボ指揮のモーツァルト「レクイエム」を楽しみにしていた。天使はこの曲を合唱団の一員として何度も歌ったことがあり、なんと海外公演まで経験している。よく知っている曲だけに期待は大きかった。結論から言うと、感動には遠い演奏会であったと思う。
大きな原因は、やはり5000人収容のホールにあるように思える。山台の位置が奧過ぎるのか、18列目の席だったのにもかかわらず、ずいぶんと遠くから音楽が聞こえてきたように感じた。残響も短めな会場で、教会など長い残響時間の会場で歌われることを前提に書かれた宗教曲には不向きである。
オーケストラも合唱団もソリストも、普段の会場と同じように歌うので音圧も何もかも不足しているし、言葉の明瞭さも失われてしまったようでイライラさせられた。それでも5000人もの人々が、奏でられる音楽の一音一音を愛おしみ、聞き逃すまいと神経を集中している様子は、「熱狂の日」らしくて感動的な光景ではあった。来年はなるべくホールAの演奏会は避けようと思う。
2008-05-08 22:27
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