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「熱狂の日」音楽祭2008 524/2008年5月6日(火)15:30~16:15 ホールB7ショーバー [演奏会] [演奏会 アーカイブス]

堤剛(チェロ)
オーヴェルニュ室内管弦楽団
アリ・ヴァ・ベーク(指揮)

メンデルスゾーン。弦楽のための交響曲第10番 ロ短調
シューベルト:アルペッジョーネ・ソナタイ短調D821(チェロと管弦楽版)
ロッシーニ:弦楽のためのソナタ第5番

チェロと管弦楽版「アルペッジョーネ」は貴重!2つの美しい弦楽合奏曲がサンドイッチ

 この団体、ソリストこそ違え同じプログラムですでにステージに立っている。本来なら演奏について何かしら記憶が残っているようなものだが、堤剛のチェロの超絶名演しか覚えていない。

 そのチェロが最初に鳴り響いたとき、確かにチェロの音色なのだが、包み込まれるような慈愛に満ちたもので、聞いているだけで幸福になれたような気がした。天使もチェロは練習はしているが、天使の弾いているチェロとは、あまりにレベルが違いすぎて驚いた。

 ボーイングも楽器の傾け方も、何か誰かにを指示されるよりも自己の流儀を優先するような自由奔放な演奏で驚いた。それに演奏中の堤剛自身の顔がそれこそ100面相でドンドン変わっていくので見飽きなかった。今回聴いた中では一番の出来だった。本当に素晴らしかった。


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