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「熱狂の日」音楽祭2008 542/2008年5月6日(火)11:00~12:00 ホールCマイアーホーファー [演奏会]2008-05-07 [演奏会 アーカイブス]

谷村由美子(ソプラノ)
ジャッキー・カアン(アルト)
クリストフ・アインホルン(テノール)
マティアス・ロイサー(テノール)
クリスティアン・イムラー(バス)
ローザンヌ声楽アンサンブル
シンフォニア・ヴァルソヴィア
ミシェル・コルボ(指揮)

ジューベルト:ミサ曲第6番 変ホ長調D950
最晩年に書かれた宗教音楽の集大成的銘品を、おなじみの大家でたっぷり味わう至福の時間

 期待のミシェル・コルボ指揮によるシューベルトのミサ曲。でも演奏の妨害行為?が2件発生。ひとつは小さなお子様の泣き声が最初から最後まで続いたこと。それが「熱狂の日」といわれれば仕方がないが、近くの聴衆はさぞ迷惑だったと思う。

 もうひとつは、最終曲である「アニュス・デイ」が佳境にさしかかったときに、なんと1階席の舞台脇のドアから演奏途中にもかかわらず男性が二人ノコノコと入ってきて立ち聞きしていたこと…。それも日本の古楽の第一人者である指揮者のS氏である。しかも最後まで聴かずに途中で出ていった。何しに来たのか?マナー以前の常識のなさに呆れる。彼の音楽への愛情の無さを証明しているようで大変不愉快だった。

 どちらも普通のコンサートならば言語道断の行為だが、前者は許せても後者は絶対に許せない。バッハ・コレギウム・ジャパンの音楽は偽物と断言したい。たぶん来年出演予定なのだろうけれど、彼の演奏会は絶対に聴きに行かないつもり。

 そうしたアクシデントをものともぜす、途方もない巨大な音楽の大伽藍を築き上げたコルボは見事という他はない。ソリスト、オーケストラ、合唱団とも申し分のない出来だった。「サンクトゥス」以降はあまりの美しさに感動の涙、涙だった。

2008-05-07 23:39
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