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「熱狂の日」音楽祭2008 241/2008年5月3日(土)9:15~10:00 ホールCマイアーホーファー [演奏会]2008-05-04 [演奏会 アーカイブス]

シューベルト:交響曲第7番「未完成」
ベートーヴェン:序曲「レオノーレ」第3番

この後に続く音楽はもう有り得なかったか… 不滅の交響楽を隣国の精鋭たちが精魂込めて

フィルハーモニア台湾
ヨハネス・ヴィルトナー(指揮)

 今年のラ・フォル・ジュルネのテーマはシューベルトとウィーンである。「未完成」と「レオノーレ」第3番という組み合わせは、まさにテーマにぴったりの演奏会である。祝日とはいえ、朝9時15分スタートのコンサートだというのに、しまも雨模様だというのに満員の盛況だった。

 5月3日には、有料公演だけで「未完成」が2公演。展示ホールのグラーベン広場のステージでは、アマチュアの演奏で一部だけとはいえ、同じく3公演があって、聞き比べることも可能であった模様。

 指揮者は新国立劇場にも登場しているヨハネス・ヴィルトナーで暗譜での指揮。指揮者はノリノリなのだが、楽員には朝早くて気の毒なような気もした。「未完成」は精鋭が集まっているという宣伝文句の割には無難な演奏に終始していたように思う。むしろ「レオノーレ」第3番の方が集中力が勝っていたのか、完成度の高い演奏だった。聴衆も3歳以上入場可とはいえ、ちょっと聴き通すことが無理な小さなお子様もいたようで、双方にとって音楽との不幸な出会いになってしまったかも…。

2008-05-04 22:47
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