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眠れる森の美女 英国ロイヤル・バレエ団 2008年日本公演 [バレエ]2008-07-12 [バレエ アーカイブス]

2008年7月12日(土) 18時開演  東京文化会館

国王フロレスタン24世: ギャリー・エイヴィス
お妃: ジェネシア・ロサート
オーロラ姫: タマラ・ロホ
フロリムント王子: フェデリコ・ボネッリ
式典長/カタラビュット: ジョシュア・トゥイファ
カラボス: エリザベス・マクゴリアン
リラの精: イザベル・マクミーカン

―プロローグ―
澄んだ泉の精: 崔 由姫
お付きの騎士: リカルド・セルヴェラ
魔法の庭の精: ラウラ・モレーラ
お付きの騎士: ヴァレリー・ヒリストフ
森の草地の精: マーラ・ガレアッツィ
お付きの騎士: ヨハネス・ステパネク
歌鳥の精: サマンサ・レイン
お付きの騎士: ジョゼ・マルティン
黄金のつる草の精: ヘレン・クロウフォード
お付きの騎士: 佐々木 陽平
リラの精のお付きの騎士: ルパート・ペネファーザー
妖精のお付きたち、貴族、伝令官、カラボスの手下: 英国ロイヤル・バレエ団

―第1幕―
フランスの王子: ベネット・ガートサイド
スペインの王子: ヨハネス・ステパネク
インドの王子: ヴァレリー・ヒリストフ
ロシアの王子: ルパート・ペネファーザー
オーロラ姫の友人: ヘレン・クロウフォード、セリーサ・デュアナ、
ヴィクトリア・ヒューイット、ベサニー・キーティング
小林 ひかる、イオーナ・ルーツ、
エマ・マグワイヤー、サマンサ・レイン
編み物をする女たち、ガーランド、ワルツ、貴族: 英国ロイヤル・バレエ団

―第2幕―
伯爵夫人: ジリアン・レヴィ
王子の側近: アラステア・マリオット
王子の随員、狩りの一行、妖精たち: 英国ロイヤル・バレエ団

―第3幕―
フロレスタンと姉妹たち: リカルド・セルヴェラ、小林 ひかる
サマンサ・レイン
長靴を履いた猫と白い猫: ジョナサン・ハウエルズ、ベサニー・キーティング
フロリナ王女と青い鳥: ラウラ・モレーラ、ジョゼ・マルティン
赤ずきんと狼: イオーナ・ルーツ、トーマス・ホワイトヘッド
グラン・パ・ド・ドゥ: タマラ・ロホ、フェデリコ・ボネッリ
おとぎ話の主人公たち、妖精のお付きたち、小姓たち: 英国ロイヤル・バレエ団

協力: 東京バレエ学校
指揮: ワレリー・オブシャニコフ
演奏: 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

今回の来日公演、人気はコジョカルの出演日に人気が集中したようだが、残念ながら怪我?で来日不可能になる。天使は最初からタマラ・ロホねらいだったので無問題。さて超絶技巧の持ち主、タマラ・ロホのオーロラ姫ってどうなんだろうと思ったが、演技もなかなかの好演で楽しめた。

 眼目?の第1幕のローズ・アダージョ、3人目の王子の手を離した後は、ポーズを決めたまま微動だにせず4人目の王子はパス。なんという長いバランス!音楽がなけれれば、ずっと立っていたに違いない。もうビックリ!ただただ驚いた。オーロラ姫がそれでいいのかという問題は残るが、タマラ・ロホらしいカッ飛びぶりで野暮なことをいうのは止めたほうがよさそう。本当に彼女らしいオーロラ姫だった。その後もピルエットの回転、いつもより余計に回っております状態で、本来のオーロラ姫からますます遠ざかるが、タマラ・ロホなので・・・。とにかく安定感抜群で目の覚めるような技の連発で驚き続けた。第2幕も期待以上の出来で満足。

 おかげで共演者は何をやっても目立たない。フェデリコ・ボネッリ の王子、エリザベス・マクゴリアンのカラボスなど頑張っていたが、タマラ・ロホの圧倒的な存在感には敵ではなかった。オケが下手だったり、時代ものの美術を復元の上演なので古色蒼然で全体的に安っぽかったりしたが、前回までのスターダンサーが引退し、過渡期?にあるロイヤル・バレエ団の今の実力を知るには格好の公演だった。

2008-07-12 23:52

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