日本の歌100年の旅 あのうたこのうた その1 藤沢市民会館 [演奏会]2007-01-28 [演奏会 アーカイブス]
往復六時間かけて藤沢から戻ったら、田舎の母から電話があって、祖母が入院して危篤だという。明治40年生まれだから今年で100歳。なるほど滝廉太郎が「花」や「荒城の月」を作曲してから100年ということなので、祖母の生きてきた時代こそが日本歌曲の歩んできた歳月だったのかと妙に感心した。まあ大した病気もせずに100歳まで元気で生きてきて、老衰ということなので、まずは天寿をまっとうしたということで「おめでたい」というべきだろう。地主の長女として生まれ、小作農の次男坊だった祖父と樺太まで駆け落ちするような熱烈な恋愛をして、しかも「できちゃった結婚」という当時としては珍しい結婚だったらしい。祖父が亡くなるまで本当にラブラブな二人だった。しかも祖父が亡くなってから、ゲートボール場で知り合った年下の彼とタバコ屋の2階でデートしてたっていうし、恋多き女だったというべきだろうか。う~ん素敵な人生だったなあと羨ましく思う。
さて天使が定期購読している雑誌のひとつに「音楽の友」がある。一番の楽しみは畑中良輔氏の「繰り返せない旅だから」を読むこと。その先生が力を入れているのが「日本の歌」への取り組み。100年の日本歌曲の歴史をふりかえるという演奏会に出かけた。てっきり14時の開演だとばかり思っていたら、15時の開演だったので途中の大船から鎌倉にまわり、江ノ電で藤沢入りというコースに変更。サーファーやヨットが浮かぶ湘南らしい海の景色を満喫。江ノ島の姿も確認できてただ通過するだけだったのに楽しかった。ホール内に入ってみると江ノ島の浮世絵が描かれた緞帳が下がっていてビックリ。なんだか得した気分。
ソプラノが三人。メゾ・ソプラノが二人。テノールが一人。バリトンが二人。バスが一名の歌手に藤沢男声合唱団と湘南コール・グリューンと紀声会というコーラスがあわせて70名という布陣。入れ替わり立ち替わりで15分の休憩をはさんで三時間の長丁場の演奏家となった。伴奏は、日本歌曲の伴奏者として第一人者の塚田佳男氏。ほぼ全曲を弾き通して敢闘賞ものだった。
日本歌曲という一般には馴染みのない芸術歌曲を織り込みながらのプログラムは工夫が凝らされていて、お堅いイメージのある日本歌曲の演奏会でもなく、単なる愛唱歌集の演奏会にも陥らず大変バランスのとれたプログラムとなった。まず滝廉太郎の名曲から始まる。合唱団と歌手が勢揃いして歌い、指揮者は畑中良輔氏。ピカピカ光るストライプの入ったダークスーツにオレンジ色のネクタイというステージを意識した衣裳。初めて気がついたが先生は外国人並みに手足が長い。そこから繰り出される指揮のオーラの凄さ。前日に体調を崩されたような噂も聞いたが元気いっぱいでひと安心。
先生の解説入りで歌曲が紹介されていく。普通の歌曲の演奏会のように、曲と曲の間に変な時間をおくことなしに、切れ目なく曲が続いていく。一人の歌手が歌い終わって、拍手が終わるか終わらないうちに次の歌手が反対方向から出てきて…、ということが繰り返されて進行していった。ステージは合唱団用の山台が組まれているだけで、後方の音響反射板はなくホリゾント幕。そこに照明が当てられて雰囲気を変えていく演出。舞台の左右と中空に生花のオブジェが置かれていたり吊されていて、予算の少ない中で精一杯頑張った感じ。
少し堅めの歌曲が続くと「あわて床屋」で歌手が、ちょっとした演技をして最後はピアノの下にもぐってしまったり、合唱団が「あかがり」で両方の脇花道と舞台の上手と下手から数珠つなぎになって踊りながら登場したりと変化に富んで楽しませてくれた。前半で最高のサプライズは信時潔の「沙羅」から「鴉」が歌われたとき。普通は男性歌手が歌うので女性歌手はどう歌うのかと興味津々だった。能風に歌うことと解説していたからか女性歌手が仕舞の構えをしていた。そしたら下手から畑中先生が登場してご本人が歌った!!!!!もうビックリ!!!!今年85歳とは思えない堂々たる歌唱ぶりで二度ビックリ!!!!!!しかも歌い終わると両手をひらひら鳥のように動かして退場するサービスぶりで、もう嬉しくて嬉しくて。
さらに狸の体に火が点いて死んだと歌う短い歌「野火」では、一旦引っ込もうとした歌手を呼び戻して客席に向かって歌唱指導。さらに振付までして楽しませてくれた。その後に、皆が知っている歌が次々に歌われ大いに盛り上がりをみせた。そして休憩。先生のアイディアによる「おしるこ?」もアッという間に売り切れたらしい。
橋本國彦と平井康三郎の有名曲が続いて、最後が唱歌を集めた心のふるさと「メドレーするさとの四季」合唱団とソリストが次々に歌い継いでいくが、懐かしい歌ばかりで途中から涙が止まらなくなってしまい、最後の「故郷」では号泣状態。こうした歌を聴く機会も歌う機会も皆無なので、よけいに心にしみたように思う。最後は客席も一緒になって「故郷」を歌った。演奏会の途中で、体を動かしたり、一緒に歌っている人がいっぱいいたけれど、出演者も観客もひとつの歌で結ばれるというのも悪くない。4月28日に「その2」があるが、是非こうした歌う機会を設けて欲しいものだと思った。
さて出演者では、関定子や宮本哲朗の芸達者なところが目立っていたが、天使のお気に入りは合唱団。特に藤沢男声合唱団である。失礼ながら高齢な方が目立つ合唱団である。若い人が全然いない。働き盛りの世代は、よほどのことがない限り合唱団の練習に参加するのが難しいのは天使も痛感している。だから老紳士の集団になってしまったのだろうが、たとえば力強さや迫力だけなら学生の合唱団に軍配が上がるだろうが、この合唱団には年輪を重ねた歌声の深みが確かにあった。個性的なのである。もう観ているだけで退屈しない。この人はどんな人生を送ってきたのだろうと想像するだけで楽しい。
たとえば何回も登場する振付。女性陣は思い切りがいいのか練習熱心なのか、なかなか揃っていて見事。かたや男性陣は、リズム感が悪いのか、あまり振付が好きではないのか、ノリノリな人もいる反面。つまらなそうにしている人。プライドを捨てきれないのか振りが小さい人と千差万別。一人一人の人生が透けて見えてきて面白くて仕方なかった。この揃わなさが最高だった。特に最前列で歌っていた紳士達。歌が好きで好きで仕方がないこと、お互いに支え合っていることが客席にも伝わってきて本当に感動しました!
こんなに素晴らしい演奏会だったのに残念だったのは、子供の姿を全然見かけなかったこと。50年前や60年前のお坊ちゃんやお嬢ちゃんが大集合という感じ。NHKのラジオ深夜便の聴視率調査をしたら100%かも。十代から三十代も全然いなかったように思う。世代を越えて楽しめる内容だっただけに次回は是非幅広い観客に聞いて貰いたいものである。日本歌曲の演奏会がエンターテイメントとしても立派に通用することを証明した演奏会だった。多くの人におすすめしたい。
次回は4月28日(土)1時30分開演。発売は2月24日の午前9時から。
S=5,000 A=4,000 B=3、000 C=2,000
今回の曲目は以下の通り
第一部
一、日本歌曲前史《滝廉太郎》
組曲「四季」より 花 出演者全員
荒城の月 出演者全員
二、偉大な後継者《山田耕筰》の出現!
歌曲集「風に寄せて歌える春の歌」より
たたえよ しらべよ うたひつれよ 岩崎 由紀子
歌曲集「AIYANの歌」より
曼珠沙華
歌曲集「雨情民謡集」より
捨てた葱/二十三夜 関 定子
歌曲集「ロシアの人形の歌」より
カロウヴァ(牛)/ニャーニュシカ(お乳母ちゃん)
堀野 浩史
赤とんぼ/からたちの花 大島 洋子
かやの木山/木の洞 松井 康司
六騎/あわて床屋/鳥の番雀の番 宮本哲朗
三、日本歌曲の中のアカデミズム《信時 潔》
あかがり/痩人を嗤ふ歌二首 混声合唱
歌曲集「沙羅」より
北秋の/占なふと/鴉 青山 恵子
「小曲集」より
ばらの木/わすれなぐさ/幻滅/野火
天田 美佐子
四.大正・昭和のロマン・アルバム
出船/苗や苗 小宮 一浩
浜千鳥/浜辺の歌/城ヶ島の雨 宇佐美 瑠璃
昼の夢(fl) 岩崎 由紀子
鉾をおさめて/出船の港 堀野 浩史
カチューシャの歌/ゴンドラの歌 混声合唱
休憩
第二部
五.新しき世界へ!《橋本國彦》
小鳥の歌 女声合唱
ビール樽 男声合唱
お菓子と娘/斑猫 大島 洋子
黴 天田 美佐子
富士山みたら(fl) 宮本 哲朗
城ヶ島の雨(fl) 青山 恵子
牡丹 松井 康司
お六娘 関 定子
六、究極の旋律美を求めて《平井康三郎》
平城山 堀野 浩史
九十九里浜 小宮 一浩
時雨に寄する抒情 岩崎 由紀子
秘唱 宇佐美 瑠璃
ゆりかご 女声合唱
七.心のふるさと「メドレーふるさとの四季」(源田俊一郎)
故郷・春の小川・朧月夜・鯉のぼり・茶摘・夏は来ぬ
われは海の子・紅葉・冬景色・雪・故郷
出演者全員
アンコール「故郷」 全員合唱
追記
1月30日は亡くなった祖父の命日でした。祖母は絶対に同じ日に…。
と覚悟を決めていました。二人の愛はこれで成就するのだと勝手に
ドラマチックな展開を考えていたのですが、救急車で運ばれたはず
なのに、ケロッと回復してしまったらしく、まもなく退院だそうです。
手回し良く喪服まで用意し、仕事も数日休んでもいいように準備
したのですが、無駄に終わったみたいです。まずはひと安心です。
さてコメントでtsukune☆彡さんが教えてくださっているのですが、
畑中先生、橋本國彦、信時潔のピアノ曲のCDが発売だそうです!
http://www.hmv.co.j p/product/detail/251 3092
2007-01-28 22:27 nice!(0) コメント(2) トラックバック(0)
さて天使が定期購読している雑誌のひとつに「音楽の友」がある。一番の楽しみは畑中良輔氏の「繰り返せない旅だから」を読むこと。その先生が力を入れているのが「日本の歌」への取り組み。100年の日本歌曲の歴史をふりかえるという演奏会に出かけた。てっきり14時の開演だとばかり思っていたら、15時の開演だったので途中の大船から鎌倉にまわり、江ノ電で藤沢入りというコースに変更。サーファーやヨットが浮かぶ湘南らしい海の景色を満喫。江ノ島の姿も確認できてただ通過するだけだったのに楽しかった。ホール内に入ってみると江ノ島の浮世絵が描かれた緞帳が下がっていてビックリ。なんだか得した気分。
ソプラノが三人。メゾ・ソプラノが二人。テノールが一人。バリトンが二人。バスが一名の歌手に藤沢男声合唱団と湘南コール・グリューンと紀声会というコーラスがあわせて70名という布陣。入れ替わり立ち替わりで15分の休憩をはさんで三時間の長丁場の演奏家となった。伴奏は、日本歌曲の伴奏者として第一人者の塚田佳男氏。ほぼ全曲を弾き通して敢闘賞ものだった。
日本歌曲という一般には馴染みのない芸術歌曲を織り込みながらのプログラムは工夫が凝らされていて、お堅いイメージのある日本歌曲の演奏会でもなく、単なる愛唱歌集の演奏会にも陥らず大変バランスのとれたプログラムとなった。まず滝廉太郎の名曲から始まる。合唱団と歌手が勢揃いして歌い、指揮者は畑中良輔氏。ピカピカ光るストライプの入ったダークスーツにオレンジ色のネクタイというステージを意識した衣裳。初めて気がついたが先生は外国人並みに手足が長い。そこから繰り出される指揮のオーラの凄さ。前日に体調を崩されたような噂も聞いたが元気いっぱいでひと安心。
先生の解説入りで歌曲が紹介されていく。普通の歌曲の演奏会のように、曲と曲の間に変な時間をおくことなしに、切れ目なく曲が続いていく。一人の歌手が歌い終わって、拍手が終わるか終わらないうちに次の歌手が反対方向から出てきて…、ということが繰り返されて進行していった。ステージは合唱団用の山台が組まれているだけで、後方の音響反射板はなくホリゾント幕。そこに照明が当てられて雰囲気を変えていく演出。舞台の左右と中空に生花のオブジェが置かれていたり吊されていて、予算の少ない中で精一杯頑張った感じ。
少し堅めの歌曲が続くと「あわて床屋」で歌手が、ちょっとした演技をして最後はピアノの下にもぐってしまったり、合唱団が「あかがり」で両方の脇花道と舞台の上手と下手から数珠つなぎになって踊りながら登場したりと変化に富んで楽しませてくれた。前半で最高のサプライズは信時潔の「沙羅」から「鴉」が歌われたとき。普通は男性歌手が歌うので女性歌手はどう歌うのかと興味津々だった。能風に歌うことと解説していたからか女性歌手が仕舞の構えをしていた。そしたら下手から畑中先生が登場してご本人が歌った!!!!!もうビックリ!!!!今年85歳とは思えない堂々たる歌唱ぶりで二度ビックリ!!!!!!しかも歌い終わると両手をひらひら鳥のように動かして退場するサービスぶりで、もう嬉しくて嬉しくて。
さらに狸の体に火が点いて死んだと歌う短い歌「野火」では、一旦引っ込もうとした歌手を呼び戻して客席に向かって歌唱指導。さらに振付までして楽しませてくれた。その後に、皆が知っている歌が次々に歌われ大いに盛り上がりをみせた。そして休憩。先生のアイディアによる「おしるこ?」もアッという間に売り切れたらしい。
橋本國彦と平井康三郎の有名曲が続いて、最後が唱歌を集めた心のふるさと「メドレーするさとの四季」合唱団とソリストが次々に歌い継いでいくが、懐かしい歌ばかりで途中から涙が止まらなくなってしまい、最後の「故郷」では号泣状態。こうした歌を聴く機会も歌う機会も皆無なので、よけいに心にしみたように思う。最後は客席も一緒になって「故郷」を歌った。演奏会の途中で、体を動かしたり、一緒に歌っている人がいっぱいいたけれど、出演者も観客もひとつの歌で結ばれるというのも悪くない。4月28日に「その2」があるが、是非こうした歌う機会を設けて欲しいものだと思った。
さて出演者では、関定子や宮本哲朗の芸達者なところが目立っていたが、天使のお気に入りは合唱団。特に藤沢男声合唱団である。失礼ながら高齢な方が目立つ合唱団である。若い人が全然いない。働き盛りの世代は、よほどのことがない限り合唱団の練習に参加するのが難しいのは天使も痛感している。だから老紳士の集団になってしまったのだろうが、たとえば力強さや迫力だけなら学生の合唱団に軍配が上がるだろうが、この合唱団には年輪を重ねた歌声の深みが確かにあった。個性的なのである。もう観ているだけで退屈しない。この人はどんな人生を送ってきたのだろうと想像するだけで楽しい。
たとえば何回も登場する振付。女性陣は思い切りがいいのか練習熱心なのか、なかなか揃っていて見事。かたや男性陣は、リズム感が悪いのか、あまり振付が好きではないのか、ノリノリな人もいる反面。つまらなそうにしている人。プライドを捨てきれないのか振りが小さい人と千差万別。一人一人の人生が透けて見えてきて面白くて仕方なかった。この揃わなさが最高だった。特に最前列で歌っていた紳士達。歌が好きで好きで仕方がないこと、お互いに支え合っていることが客席にも伝わってきて本当に感動しました!
こんなに素晴らしい演奏会だったのに残念だったのは、子供の姿を全然見かけなかったこと。50年前や60年前のお坊ちゃんやお嬢ちゃんが大集合という感じ。NHKのラジオ深夜便の聴視率調査をしたら100%かも。十代から三十代も全然いなかったように思う。世代を越えて楽しめる内容だっただけに次回は是非幅広い観客に聞いて貰いたいものである。日本歌曲の演奏会がエンターテイメントとしても立派に通用することを証明した演奏会だった。多くの人におすすめしたい。
次回は4月28日(土)1時30分開演。発売は2月24日の午前9時から。
S=5,000 A=4,000 B=3、000 C=2,000
今回の曲目は以下の通り
第一部
一、日本歌曲前史《滝廉太郎》
組曲「四季」より 花 出演者全員
荒城の月 出演者全員
二、偉大な後継者《山田耕筰》の出現!
歌曲集「風に寄せて歌える春の歌」より
たたえよ しらべよ うたひつれよ 岩崎 由紀子
歌曲集「AIYANの歌」より
曼珠沙華
歌曲集「雨情民謡集」より
捨てた葱/二十三夜 関 定子
歌曲集「ロシアの人形の歌」より
カロウヴァ(牛)/ニャーニュシカ(お乳母ちゃん)
堀野 浩史
赤とんぼ/からたちの花 大島 洋子
かやの木山/木の洞 松井 康司
六騎/あわて床屋/鳥の番雀の番 宮本哲朗
三、日本歌曲の中のアカデミズム《信時 潔》
あかがり/痩人を嗤ふ歌二首 混声合唱
歌曲集「沙羅」より
北秋の/占なふと/鴉 青山 恵子
「小曲集」より
ばらの木/わすれなぐさ/幻滅/野火
天田 美佐子
四.大正・昭和のロマン・アルバム
出船/苗や苗 小宮 一浩
浜千鳥/浜辺の歌/城ヶ島の雨 宇佐美 瑠璃
昼の夢(fl) 岩崎 由紀子
鉾をおさめて/出船の港 堀野 浩史
カチューシャの歌/ゴンドラの歌 混声合唱
休憩
第二部
五.新しき世界へ!《橋本國彦》
小鳥の歌 女声合唱
ビール樽 男声合唱
お菓子と娘/斑猫 大島 洋子
黴 天田 美佐子
富士山みたら(fl) 宮本 哲朗
城ヶ島の雨(fl) 青山 恵子
牡丹 松井 康司
お六娘 関 定子
六、究極の旋律美を求めて《平井康三郎》
平城山 堀野 浩史
九十九里浜 小宮 一浩
時雨に寄する抒情 岩崎 由紀子
秘唱 宇佐美 瑠璃
ゆりかご 女声合唱
七.心のふるさと「メドレーふるさとの四季」(源田俊一郎)
故郷・春の小川・朧月夜・鯉のぼり・茶摘・夏は来ぬ
われは海の子・紅葉・冬景色・雪・故郷
出演者全員
アンコール「故郷」 全員合唱
追記
1月30日は亡くなった祖父の命日でした。祖母は絶対に同じ日に…。
と覚悟を決めていました。二人の愛はこれで成就するのだと勝手に
ドラマチックな展開を考えていたのですが、救急車で運ばれたはず
なのに、ケロッと回復してしまったらしく、まもなく退院だそうです。
手回し良く喪服まで用意し、仕事も数日休んでもいいように準備
したのですが、無駄に終わったみたいです。まずはひと安心です。
さてコメントでtsukune☆彡さんが教えてくださっているのですが、
畑中先生、橋本國彦、信時潔のピアノ曲のCDが発売だそうです!
http://www.hmv.co.j p/product/detail/251 3092
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