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映画『悪党に粛清を』 [映画]



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木曜日はノー残業デーと決めていて映画を観に行く日である。地元のシネコンでは、テレビ局が制作したお手軽な?映画が大ヒットしているらしいが、さすがに観る気がしなくて隣町のシネコンまで足を伸ばした。東京都内でも上映している劇場は少ないのに、何故ここで?という疑問はあったがデンマーク製の西部劇で南アフリカで撮影されたというのを聞いたので出かけるきになったのである。

デンマークから移民としてアメリカに渡った主人公。妻と子を呼び寄せて7年ぶりに再会したのもつかの間、出所したばかりの無法者と一緒に駅馬車に乗り合わせたばっかりに、子供を殺され、妻は強姦された上に殺されるという悲劇。復讐はとげたものの、町長も保安官も頭が上がらない無法者の兄に殺されそうになって復讐戦を独りで挑むという物語。

デンマーク産とはいいながら、音楽も昔懐かしいマカロニ・ウエスタン調で、西部劇の王道を行くような展開で大いに楽しめた。ラストシーンも強烈で、21世紀の富と権力の象徴である石油の採油現場に背を向けて歩き出す主人公達の姿が感動を深いものとした。


解説

デンマークを代表する国際的俳優マッツ・ミケルセンの主演で、妻子を殺された男の復讐劇を描いたウエスタン。1870年代、敗戦で荒れたデンマークから新天地アメリカへと旅立った元兵士のジョンは、7年後、事業も軌道に乗ったことから妻子を呼び寄せ再会を喜ぶ。しかし、喜びもつかの間、目の前で妻子を殺されてしまい、ジョンは怒りのあまり犯人を撃ち殺す。殺した相手が一帯を仕切る悪名高いデラルー大佐の弟だったことから、デラルーの怒りを買ったジョンは、否応なしに戦いに巻き込まれていく。出演は「007 カジノ・ロワイヤル」でもミケルセンと共演したエバ・グリーンほか。監督は「キング・イズ・アライヴ」のクリスチャン・レブリング、脚本に「ある愛の風景」「未来を生きる君たちへ」のアナス・トーマス・イェンセン。

スタッフ
監督クリスチャン・レブリング
脚本アナス・トーマス・イェンセン 
クリスチャン・レブリング
撮影ジャン・スクロッサー
編集ペニッル・ベック・クリステンセン
音楽カスパー・ワインディング

キャスト
マッツ・ミケルセン ジョン
エバ・グリーン マデリン
エリック・カントナ コルシカ人
ミカエル・パーシュブラント ピーター
マイケル・レイモンド=ジェームズ ポール
ジェフリー・ディーン・モーガン デラルー大佐
ジョナサン・プライスキーン




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