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IMAX3D版 マッドマックス 怒りのデス・ロード [映画]

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通勤ルートにある日本最大級のIMAXデジタルシアター。「マッドマックス」シリーズは全く見たことが無く、どちらかというと苦手なジャンルなのだが、立川では『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の極上爆音上映のクオリティを増すために導入しましたとか。巨大スクリーン&音響好きとしては見逃せないのかもと急に思い立って平日の夜、レイトショーに出かけてみた。なにしろ7月3日からは『アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン』に劇場を明け渡さなければならないからだ。今しかないのである。

例によって7コースの25メートルのプールに匹敵するという巨大スクリーンには上下の切れるワイドスクリーンサイズでの上映だが迫力は満点。身体を揺さぶる重低音が鳴り響いた。もっとも映画に集中していたせいか、音響がどうだったかは記憶にないのだが。

冒頭の双頭のトカゲを主人公が食べてしまうシーンからスクリーンに釘付け。一瞬たりとも気が抜けないオドロオドロしい世界が展開。あまりに強烈な世界観に絶句。意外にも物語の深さにも心動かされた。そして何度も椅子から転げ落ちそうになる場面に興奮し、声を上げてしまう。とにかく驚いた。世の中にこんな映画があったとは。それを日本でも有数の環境で仕事帰りに観られるとは。なんという幸福。

とにかく体感するしかない映画で、もう一度最前列で観るかも。

解説

荒廃した近未来を舞台に妻子を殺された男マックスの復讐劇を描いた「マッドマックス」(1979)のシリーズ第4作。85年の「マッドマックス サンダードーム」以来30年ぶりの新作となり、過去3作でメル・ギブソンが扮した主人公マックスを、新たに「ダークナイト ライジング」「インセプション」のトム・ハーディが演じた。資源が枯渇し、法も秩序も崩壊した世界。愛する者を奪われ、荒野をさまようマックスは、砂漠を支配する凶悪なイモータン・ジョーの軍団に捕らえられる。そこへジョー配下の女戦士フュリオサらが現れ、マックスはジョーへの反乱を計画する彼らと力をあわせ、自由への逃走を開始する。フュリオサ役でシャーリーズ・セロンが共演し、監督・脚本は過去3作同様にジョージ・ミラーが担当。

スタッフ
監督ジョージ・ミラー
脚本ジョージ・ミラー
ブレンダン・マッカーシー
ニコ・ラザウリス
撮影ジョン・シール
美術コリン・ギブソン
衣装ジェニー・ビーバン
編集マーガレット・シクセル
音楽ジャンキー・XL
視覚効果監修アンドリュー・ジャクソン

キャスト
トム・ハーディ  マックス
シャーリーズ・セロン  フュリオサ大隊長
ニコラス・ホルト  ニュークス
ヒュー・キース=バーン  イモータン・ジョー
ゾーイ・クラビッツ  トースト
ロージー・ハンティントン=ホワイト レイスプレンディド
ライリー・キーオケイ  パブル
アビー・リー  ザ・ダグ
コートニー・イートン  フラジール
ジョシュ・ヘルマン  スリット
ネイサン・ジョーンズ  エレクタス
ジョン・ハワード
リチャード・カーター
アンガス・サンプソン
メリッサ・ジャファー
ジェニファー・ヘイガン

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