洗礼を前に [エッセイ]
教会へ行くようになってから、わずか10ヶ月程なのに、12月21日に洗礼を受ける事になった。
天使と名乗っていても、キリスト教には無知で無関心。こんなに早く受洗するとは思っていなくて、前日にも観劇スケジュールを入れていた。
受洗前、最後の舞台は新国立劇場のアシュトン版『シンデレラ』。「シンデレラ」の語源は「灰かぶり姫」で旧約聖書のイザヤ書61章に書いてあるそうな。
「・・・嘆いている人に、灰にかえて喜びの香油を
暗い心に代えて、讃美の衣をまとわせるために・・・
主は救いの衣をわたしに着せ、恵みの晴れ着を
まとわせてくださる。
花婿のように、輝きの冠をかぶらせ、
花嫁のように宝石で飾ってくださる」
(イザヤ書61章、3節、10節)
神様は、すべてのことを見てくださっていて、人には理解してもらえないことを(特に苦しみ、悩み)
しかし、そこを忍耐して・・・正しいことのために一生懸命になっている人に、必ず、むくいてくださるという約束です。
たとえ、この地上で、それがむくわれなかったかのようでも、すべてを理解してくださっている方が、天の御国において、その労をねぎらってくださる
というお約束(契約のことば)なのです。
なのだそうです。受洗の前日に最も相応しい演目だったみたいです。
2014-12-20 21:06
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