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劇団四季『アラジン』を上演 2015年5月24日開幕決定  [ミュージカル]





今年の春にブロードウェーで開幕したばかりのディズニーのミュージカル最新作『アラジン』を来年の5月に四季劇場「海」で上演することが決定し発表された。週刊新潮で「劇団四季が悲鳴を上げた 認知障害『浅利慶太』37億円バラ撒きの欲求」と報道され、社長を退任した浅利慶太は当然のことながら、記者会見には出席していないようだった。

劇団四季の創立メンバーである浅利慶太、日下武史ともに80歳を超え、劇団はひとつの転機を迎えたのかもしれない。まず、今後も海外のヒットミュージカル、特にディズニー作品を上演していく路線が強固なものになったようである。

海外の作品を上演するばかりで、日本のオリジナル作品を最近は生み出すエネルギーも無くなってしまった。ストレートプレイ、子供向けミュージカル、海外ミュージカル、オリジナルミュージカルといった柱があったはずだが、海外ミュージカル以外は新作はほとんど上演されなくなり、再演の繰り返しである。

劇団四季メソッド「美しい日本語の話し方」というのも、何のことは無い韓国人や中国人の出演者が、手っ取り早く日本語の台詞を発することができるようになる方法論のようになってしまっている。別にミュージカルなので、歌えて踊れれば国籍なんか問題ないが、日本語の台詞としては、やはり不自然に耳に届く。

四季の理想は「劇団員にチケット売りなんかさせないで舞台に集中させる事。団員にチケット売りなんかさせなくても きちんと満席にして、高い給料を払うことが出来る」ということらしいが、地方公演では出演者が総出で荷物を運搬することが、まるで美談のように語られる。単にアルバイトの人件費をケチっているだけのような気がするが。ほとんどの作品が、カラオケに合わせて演じられるのもコストのため?いい加減に生演奏を普通なことにしたほうがいいと思う。

さて、大ヒットが約束されたような『アラジン』。ミュージカル『アラジン』劇団四季版の日本語訳詞を手掛けるのは、今年度 NO.1ヒットと目されるディズニー長編アニメーション映画「アナと雪の女王」で、日本語歌訳詞を担当した高橋知伽江さん。彼女はかつて劇団四季にいたらしい。たぶん数年後にはミュージカル版『アナと雪の女王』が上演されることだろう。
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