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再上映ツアー マイケル・ジャクソン THIS IS IT @立川シネマ・ツー&IMAXシアター川崎 [映画]2009-12-22 [映画 アーカイブス]

 今日は前から計画していた「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」の最良の上映環境を巡るツアーを敢行した。地元の駅を7時30分に出発。船橋で総武線に乗り換えたのだけれど、通勤ラッシュにぶつかってしまい久しぶり満員電車を経験。三鷹までは中央線で行ったことがあるが、その先は初体験。電車の窓から雪をまとった富士山が大きく見えて驚く。東京もかなり西に来たのだと実感。そして降り立った立川駅周辺の立派だったこと。千葉市より都会だったかも。

 駅から映画館まではデッキを使ってデパートの脇を通るとすぐだった。立川シネマ・ツーのSTUDIO aでの上映。シネマ・ツーオリジナルサウンド「KICリアルサウンドシステム」というのがウリなのだそうで、コンクリートの床といい、ガラス張りの吹き抜け空間といい、近未来的なスタイリッシュなシネコンだった。座席にはひとつひとつ照明がついていて、まるでキャンドルのように美しかった。公開当時も話題になっただけに、是非とも最高の音響を体験してみたかったので2時間かけて遠征したわけである。

 スクリーンは上下左右の幕を取り外し、空中に浮かんでいるような感じ。スピーカーもスクリーンの裏側にあるのではなく、前面にでている珍しい形状。映画が始まる前に案内係のお嬢さんが出てきて携帯電話の電源を切ることなど注意事項をスピーチ。なんだか珍しいものをみたような感じだった。

 さて肝心の音なのだが、さすがに日本一の音響を目指すばかりでなく、「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」のために音響を再調整したというだけあって、迫力もあり、繊細な表現の再現、音の分離も申し分なしだった。シネプレックス幕張と良い勝負なのだが、現在上映中の劇場の中では間違いなく一番である。今まで聴いていた音はなんだったのだろうと思うくらい、次元の違う音が出ていた。その細部までのこだわりのおかげで、最後のMan in the Mirrorには、今までで一番感動したような気がする。「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」のファンは絶対に一度は立川へ行くべし。行かないと一生後悔するかも。

PCで予約すると、初回は窓口で100円支払いポイントカードを強制的に作らされる。クレジットカードで事前支払いができないので、窓口が混んでいる時間帯は、ぎりぎりだと間に合わない可能性もあるので注意。コンクリートの床は冷えるので寒さ対策も必要。トイレはスクリーン下手脇のドアにしかないので、全観客の注目を浴びる可能性があるので、これも注意。

 12時前に上映が終了して、南武線に初めて乗って川崎へ向かう。13時前に川崎へ到着。109シネマズ川崎のIMAXデシタルシアターへ直行する。IMAXシアターとはいうものの、普通のシネコンのスクリーンのある壁面を無理矢理に全部スクリーンにしてしまったという、ちょっと小振りなIMAXシアターである。それでも貴重なデジタル上映だけあって、画像が驚くほど鮮明なのは前回経験した通りである。今回も平日の昼なのに、ほぼ満員の盛況だった。驚異的なのは画像の美しさで最初のコロンビア映画のオープニングの映像の雲や虹が、あんなに鮮明に見えたことはない。22日まで4日間の限定公開だったので、なんとか間に合ってよかった。

 画面の隅々までクリアなので、マイケルの背後にいる人たちの表情もはっきり見えて、これまた間違いなく画像に関しては日本一の高水準である。何しろMJ航空のところで、お腹と一緒にチラッとみえてしまうオルテガ監督の下着のゴムの部分に書かれているロゴ?の文字が読み取れてしまうのだから、恐るべしIMAXデジタルシアターである。残念ながら立川シネマ・ツーの音響を体験した後では、音響は全てが物足りなく、音の分離も不明瞭で満足できなかった。なかなか上手くいかないものである。

 ほぼ1ヶ月ぶりに観る映画は、これまた新しい発見があって面白く飽きさせなかった。また都会らしく、川崎では終映後に遠慮がちな拍手があったのも微笑ましかった。

 自宅に帰ってからは、先日WOWOWで放送されたミュンヘンのライブ映像を楽しむことに。本当は隣町のシネコンに出掛けようと思ったのだが、さすがに同じ映画を1日に3度も観る気にならなかった。マイケル漬けの心地よい疲れに包まれた一日だった。


2009-12-22 00:19
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