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マイケル・ジャクソン THIS IS IT 再上映館決定! [映画]2009-12-12 [映画 アーカイブス]

 マイケル・ジャクソンの再上映館が決定したみたいです。
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上映時間や上映期間が決まっていないみたいですが、大晦日には日本国中で熱狂がくり返されることでしょう。楽しみです。

 天使の街のラジカセ並み音響のシネコンでは上映がなく、日本最高音響?のシネプレックス幕張でも上映がない。ガッカリ…。ただし天使の密かに愛するシネリーブル千葉ニュータウンでは上映があるらしいのでホッとした。これで毎日でも通える。

注目は「109シネマズ川崎」と「109シネマズ菖蒲」で期間限定(12/19~12/22)ながらIMAXシアターでのデジタル上映が実現することである。さらに、「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」のために音響を特別に調整したらしい立川シネマシティ&シネマツーでも上映があるらしい。たぶん21日と22日は、都内近郊の聖地を巡礼することになりそうである。

 11月27日が最後だと思って盛り上がったが、再び上映してくれるのは本当に嬉しい。マイケルのショービジネスに対する志の高さは賞賛にしてもしたりないほどである。だから今月歌舞伎座で上演中の宮藤官九郎の『大江戸りびんぐでっど』の安易すぎる「スリラー」のパクリ場面は絶対に許せない。マイケル・ジャクソンのファンは、あまり歌舞伎は観ないかもしれないが、歌舞伎ファンとマイケルファンへの冒涜以外の何もでもない。

渡辺保という高齢の演劇評論家は、自分のHPの劇評で

唯一面白かったのは「大江戸りびんぐでっど音頭」の総踊り。

と書いているが知らないということは恐ろしい。ゾンビが踊る安直な盆踊りみたいなものだが、振付やダンサーのフォーメーションはマイケル・ジャクソンを意識しているのはミエミエ。しかもご丁寧にムーヴィングライト4台でショボク盛り上げようとするから白ける。音響も最低で最悪。勘太郎はマイケルの物まねを達者に披露するが、観客のほとんどはソレが理解できなくて不発だったのが残念だった。

 2009年12月10日の朝日新聞の「声」欄に抗議の投書が載ったくらいである。その安直さは、マイケル・ジャクソンを知らない人にも理解できたようです。せっかくなので転載します。

 (前略)墓場からよみがえる「ゾンビ」の群れが踊るなど、異国のミュージカルのまねみたいだ。
 歌舞伎が伝統芸能の枠にとらわれず、新しい試みをすることに、私は反対しない。しかし、ものには限度がある。
 特に許せないのは、ゾンビたちを「ハケン」と呼び、面白おかしく派遣労働に就かせたことだ。心ならずも不安定な職にある人々が、どんな思いで見るか、作者も劇場も、思い至らないであろうか。
 私は見ているのが苦痛になり、芝居半ばで退席した。幕が下りないうちに席を立つなど、私の観劇歴にはなかったのだが-。

 この投稿者の68歳の男性には、是非「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」を観て欲しいと思いました。歌舞伎座の舞台で、いい加減な音楽と振付で踊られた「スリラー」もどきと違い、一流のダンサー達が魂をこめて踊った映像をご覧頂きたいと心から願います。

2009-12-12 00:35
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