SSブログ

大画面とさようなら マイケル・ジャクソン THIS IS IT [映画]2009-11-19 [映画 アーカイブス]

 「THIS IS IT」を 火曜日に観たばかりなのに、今日も隣町のシネコンまででかけた。なにしろ明日は、「2012」の前夜祭とやらで、一番スクリーンが大きくて音響も素晴らしい劇場が明け渡されるからである。最高の音響が楽しめるのも今日まで…。というわけで、今週は1日おきに観ていて今日で8回目である。相変わらず飽きない。新しい発見がある。もっともっと観たい。今日もズシンズシンと椅子が揺れるような重低音とクリアな歌声。これが最後なのだと思うと残念でならなかった。

 さて、今回のロンドン公演で最も訴えたかったことは、大掛かりな映像とブルドーザーまで登場する予定だった演出ということで「Earth Song」だろうか。環境問題と戦争反対を訴える歌だけれど、軸足は環境問題だったようである。そしてエンドタイトルで流れる「Heal THe World」と「Human Nature」に繋がるわけで上手い構成ではある。ああ、エコなのかと思ったらワインのことをを思い浮かべた。

 なぜなら11月19日は、ボージョレー・ヌーヴォーの解禁日だったからだ。このところ輸入量は増えていないのに、色々なところで売り出しているのに大量に売れ残っているのだとか。フランスではお安いワインなのに、解禁日に飲もうとすると航空機で空輸しなければならず、どうしても日本では値段が跳ね上がってしまう。そこで西友やイオンなどの大手スーパーは、エコの名の下にペットボトルのボージョレー・ヌーヴォーを1000円以下で大々的に売り出したようである。あまり話題にもなっていないが…。

 エコのためというのは口実で、ペットボトルにするのは航空運賃を節約しているだけのことである。本当にエコならば、紙パック入りのワインでもいいわけで、商魂たくましいとはこのことかと思った。ガラス瓶だってリサイクルできないわけではないし、なんでも「エコ」を商売に結びつけようという魂胆には呆れるばかりである。料理酒ではないのだから、ペットボトル入りのボージョレーが売れると思っているマーケティング担当者の頭の中はどうなっているのか…。日本でワインがフランス並みに大衆的な酒になったとは思えない。安ければ買うだろうという価値観って…。天使はボージョレ・ヴィラージュのヌーヴォーを飲んでみたけれど、噂通り2009年は素晴らしいヴィンテージになる模様ではある。

2009-11-19 23:54
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:演劇

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。