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ウラル・フィルハーモニー管弦楽団 LA FOLLE JOURNEÉ au JAPON「熱狂の日」音楽祭2007  [演奏会]2007-05-05 [演奏会 アーカイブス]

 歌舞伎が終わればまっすぐ帰るか、飲み屋で終電まで過ごすかなのだが、演奏会が21時半からなので出かけてみた。22時30分頃には終わるのだが、その時間から始める演奏会もあったようだ。さすがに時間が早いだけあって昨日よりはお客がずっと入っていたのが何より。

 しかも熱心な音楽ファンから初心者らしき人までが集まった。国際フォーラムのホールAは、およそクラシック向けの作りではない。また演奏家も世界の超一流からすれば、チケット代が10分の1という以上に違いがあったかもしれない。しかし極上の贅沢jな音楽ではないにしろ、小さな頃から研鑽を積んだ音楽家が集まってチャイコフスキーを演奏しようという心意気にまず感じてしまった。

 さらに5000人もの聴衆と同じ演奏の感動を分かち合えるのもなかなか無い体験である。ホールが広すぎて音圧が物足りなかったり、細部のニュアンスまで聴き取れないといった不満があるにせよ多くの人々と同じ演奏を聴くことの喜びにはかえられないと思った。

 たしかに第三楽章と第四楽章の間で盛大な拍手が巻き起こってしまったり、指揮棒が降りて拍手が起こるまで、もう少し長い沈黙の時間があっても良いかなとは思った。でもそれが「熱狂の日」音楽祭なのだ。拍手してしまったことに落ち込む必要などまったくない。知らないことなどなんら恥じる必要がない。まず客席に座ったことが大切なのだろうと思う。たとえ眠ってしまっても贅沢な子守歌?だと思ってもらいたい。演奏そのものよりも音楽を取り巻く環境に感動してしまったようである。とにかく天使の「熱狂の日」は終わった。来年はシューベルトの特集だという。必ず聴きに行くつもり。チケットの購入計画も早めに立てようと思う。

2007年5月3日(木) 21時30分開演 22時15分終演予定
 ウラル・フィルハーモニー管弦楽団
 ドミトリー・リス指揮

 チャイコフスキー:交響曲 第6番 ロ短調 作品74「悲愴」


2007-05-05 23:53
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