シンデレラ [映画]
まず初めに短編『アナと雪の女王:エルサのサプライズ』が上演。ミュージカルナンバー「パーフェクト・デイ ~特別な一日~」で全てがわかってしまうような内容だけれどファンにとっては素敵な贈り物となったと思う。
英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団のビントリー振付によるバレエ『シンデレラ』を観た直後に映画も観てみた。実写版のディズニーアニメ映画で、ヨーロッパ的な描写が少なく多少国籍不明っぽい部分もあるが、まあ家族揃って観るのにふさわしい内容だったのではないだろうか。
身分違いの結婚になるのに、あまり問題にならずに結ばれるというのも現代的なアレンジで、人種に対する配慮も周到にされていたようで、全世界を相手にするビジネスでは当然のことかと感心もした。
解説
ディズニーのクラシック・アニメーションの名作としても知られる「シンデレラ」を、ディズニーが新たに実写映画化。母を病気で、父を事故で失ったエラは、父の後妻である継母とその連れ子のドリゼラとアナスタシアに「灰まみれのエラ」を意味する「シンデレラ」と呼ばれ、召使いのように扱われていた。ある日、耐えきれずに家を飛び出したエラは、森の中で城で働いているという青年キットと出会い、心を通わせる。王子である身分を隠していたキットは、城に帰ると父である国王から政略結婚を勧められるが、森で出会ったエラが忘れられず、彼女を探し出すため国中の未婚女性を招いた舞踏会を計画する。イギリス出身の新星リリー・ジェームズがシンデレラに扮し、意地悪な継母をオスカー女優のケイト・ブランシェットが演じた。俳優としても活躍し、監督としては「ハムレット」「恋の骨折り損」「魔笛」などを手がけてきたケネス・ブラナーがメガホンをとった。
スタッフ
監督ケネス・ブラナー
脚本クリス・ワイツ
撮影ハリス・ザンバーラウコス
美術ダンテ・フェレッティ
衣装サンディ・パウエル
編集マーティン・ウォルシュ
音楽パトリック・ドイル
キャスト
リリー・ジェームズ エラ/シンデレラ
ケイト・ブランシェット まま母(トレメイン夫人)
ヘレナ・ボナム・カーター フェアリー・ゴッドマザー
リチャード・マッデン 王子/キット
ソフィー・マクシェラ ドリゼラ
ホリデイ・グレインジャー アナスタシア
デレク・ジャコビ 王
ノンソー・アノジー キャプテン(大尉)
ステラン・スカルス ガルド大公
ベン・チャップリン エラの父
ヘイリー・アトウェル エラの母
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