2014年3月11日 観世能楽堂で天使の人生は変わった [エッセイ]
これならわかる聖書のエッセンス 高原剛一郎
冒頭で高原氏が語っておられるのは天使のことだと思います。3月11日に高原さんのお話を伺わなければ、キリスト教に興味を持ち、洗礼を受けるまでには至らなかったでしょう。あの日、英大夫のゴスペル・イン・文楽「イエスキリストの生涯」 をどうしても観たくて観世能楽堂にでかけたのですが、まさか上演の前に前説があるとは思っていませんでした。
いきなりメガネをかけた中年男性が登場して、イエス・キリストの話を始めたのですから、大いに戸惑いましたし、上演前に宗教の話をするなんて「非常識な」と反発すら感じていたのです。わずか9分間の信仰に支えられた力強い言葉に圧倒されて感動してしまい、強くイエス・キリストについて知りたいと思い、神様に導かれるままに、クリスチャンへの道を突き進んだのでした。
それまでイエス・キリストについて知っていたことといえば劇団四季のミュージカル『ジーザス・クライスト=スーパースター』を観たことぐらい。伝道が目的ではないので仕方ないのですが、「福音」も「復活」も語られない物語は聖書的には大いに問題があるように思います。ノンクリスチャンにとっては誤解を与えかねない内容でした。だから「福音?何それ」、「永遠の命なんて別にいらないし」といった理解しかできていなかったのです。それが変われば変わるものだと自分でも驚くばかりです。
能と文楽 ゴスペル・イン・文楽「イエスキリストの生涯」 能「聖パウロの回心」 観世能楽堂
http://theater-angel2.blog.so-net.ne.jp/2014-03-11-1
今の天使は、目を覚ますと「お祈り」、「聖書」、そして「沈黙」の時間を持っています。昨年の7月からテレビを点けたことがありません。朝は「沈黙」の時間を持ちたいからです。夜は「お祈り」をしてから眠ります。日曜日には洗礼を受けた教会の礼拝に行きますが、別の教団の教会の夕拝にも出席しています。そうしなければ1週間が始められません。
さらにマイ・ブームはwebで公開されている高原剛一郎氏が出演している『聖書と福音』というラジオ番組。毎日通勤の車の中でバックナンバーを聴いています。
http://biblegospel.org/
そして「となみの聖書教会」の横山幹雄牧師の「横山幹雄説教集」
http://www.geocities.jp/the_flying_mickey/sekkyou.html
さらにお二人が出演しているBBN聖書放送
http://www.bbnradio.org/wcm4/japanese/インターネットラジオ/tabid/121/Default.aspx
あの日、高原剛一郎さんのお話を聴かなければ、絶対に今の自分はないのです。
祈りの翼にのって (『祈りが苦手と感じているあなたへ』増補・改題)
- 作者: 横山幹雄
- 出版社/メーカー: いのちのことば社
- 発売日: 2012/05/17
- メディア: 単行本
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