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KANO 1931海の向こうの甲子園 [映画]

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映画を観るの前日、台湾からやって来た若者に聞いてみた。『「KANO」という映画知っている?』「勿論です。大ヒットですよ」彼女自身も流暢に日本語を話す。「ほとんど日本語の台詞みたいだけれど、どうやって観たの?」「字幕が出ましたから」

3時間の内、中国語の台詞はほとんどなく日本語の台詞ばかり。しかも現在の高校野球にあたる学生野球のスポ根ものという事で、敬遠していた訳ではないが、時間が合わなくて観ることが出来ずにいた。
2月28日から朝10時から1回上映だけだが公開される事になったので、有楽町のミニシアターへ駆けつけた。

高校球児の頭の中は筋肉?という偏見があったのだが、王道の物語の展開に何度も泣かされた。感動はしたけれど、霧社事件も同じ時期の出来事だったり、京城や大連の学校も入場行進していたりと日本人には複雑な想いも抱かせる映画。でも多くの人に観ていただきたいです。一時短縮版での公開という話もあったらしいが、オリジナルのままの方が球児達に感情移入できると思う。

解説
日本統治下の1931年、台湾代表として全国高校野球選手権に出場し、準優勝を果たした嘉義農林学校(通称:嘉農=かのう)野球部の実話を描いた台湾映画。「海角七号 君想う、国境の南」や「セデック・バレ」2部作など、日本統治時代の台湾を舞台にした作品で大ヒットを生み出してきたウェイ・ダーション監督が製作、「セデック・バレ」にも出演した俳優マー・ジーシアンが初監督を務めた。1929年、嘉義農林学校の弱小野球部に、日本人の監督・近藤兵太郎がやってくる。甲子園進出を目指すという近藤の下、厳しい練習に励む部員たちは、次第に勝利への強い思いを抱くようになる。そして31年、台湾予選大会で大躍進し、常勝校を打ち負かして台湾代表チームとして甲子園へ遠征した嘉農野球部は、決してあきらめないプレイスタイルで日本中の注目を集める。野球部監督・近藤役で永瀬正敏が主演し、大沢たかお、坂井真紀ら日本人キャストも多数出演している。

スタッフ
監督マー・ジーシアン
脚本チェン・チャウェイ ウェイ・ダーション
音楽佐藤直紀
主題歌Rake 中孝介 ファン・イーチェン スミンルオ・メイリン

キャスト
永瀬正敏
坂井真紀
大沢たかお
伊川東吾
ツァオ・ヨウニン
チャン・ホンイ
ツォン・ヤンチェン
シエ・チュンシェン
シエ・ジュンジエ

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