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2014年 最も感動した瞬間 [エッセイ]

【聖書と福音】

今年は天使にとって忘れられない年となった。

最も感動を与えてくれたのは『能と文楽  ゴスペル・イン・文楽「イエスキリストの生涯」  能「聖パウロの回心」』といっても文楽でも能でもなく、ゴスペル・イン・文楽の前に「文楽解説」として語られたキリスト教についてのお話。

クリスマスを祝い、除夜の鐘を聞き、神社に初詣をし、100円のおみくじに一喜一憂し、1年に一度だけ「家内安全」、「商売繁盛」を祈り。一応、厄払いはしてみたり、車にお守りをぶら下げてみたりと典型的な日本人の宗教観を持った天使が、アッという間に受洗まで到達するとは思いもよらなかったことなのでる。

そのきっかけは、ラジオ伝道師の高原剛一郎氏の「イエス様」のお話。あれほど濃密な内容に9分間のお話を聴いたのは、生まれて初めての経験だった。勇気を奮い起こして教会の門を叩けたのも、あの力強い言葉があってこそだったのだ。

残された人生をイエス様とともに歩める喜びを感じつつ毎日生活している。心から感謝したい。ゴスペル・イン・文楽「イエスキリストの生涯」に出かけてみようと思ったのは、文楽の英大夫のファンだったからという単純な理由。英大夫自身がクリスチャンと知って、実は一歩も二歩も腰が引けてしまったのだが、それでも英大夫を聞いてみようと思ったのは、大好きだった貴大夫と兄弟弟子だったのを知ったからである。信仰への扉を開いてくれたのは、実は貴大夫だったのかもしれない。

そして、今年最後に出会った「奇跡のテノール ベー・チェチョル」がアンコールで歌ってくれた「アメイジング・グレイス」。神様に出会った年に最もふさわしい歌だった。






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