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IMAX3D版 ヘラクレス [映画]



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10月24日から日本最大級の巨大スクリーンを持つ地元のIMAXデジタルシアターで公開された『ヘラクレス』。明日の10月31日(金)から、早くも『ドラキュラ ZERO』に劇場を明け渡すということなので、最終日?の最後の上映にでかけた。(昼に1回はIMAXでの上映が続けられるようだが)

今回もIMAX3D版のド迫力の度肝を抜かれることが何度か。映画を観ているというよりも何かのアトラクションを連続で体験しているようなハラハラドキドキの時間を過ごすことができた。ただし、IMAX3D版でないとなると、ちょっと辛いかも。

そもそも日本人にヘラクレスに馴染みがない上に、伝説の英雄が、実は創り上げられた虚像であって、半神半人のはずが、人間らしい苦悩を抱えているという設定なのだが、今ひとつピンと来ない。日本で言えば、桃太郎が猿、キジ、犬を連れて鬼が島へ鬼退治へ行った話しが、妙にリアリティのある物語の設定や展開に変わっていたような感じなのである。

まあ、そんな理屈をこねなくても十分に面白いと思うのだが。敵と正義の味方が驚くほどよく解る作り方。数千人の戦闘シーンもあれば、局地的なアクションも満載。ただ人間を簡単に殺し過ぎるような気もした。最後は『サムソンとデリラ』のような宮殿破壊もあって、やっぱり伝説の英雄になるというオチ。筋肉もりもりな肉体美?を惜しげもなく晒す主人公のドウェイン・ジョンソンよりも、預言者・アムピアラオスを演じたイアン・マクシェーンが美味しい役どころを余裕で演じていたのを面白く観た。この映画、大作風の割には99分の上映時間とコンパクト。上映方式は、上下が切れるシネスコタイプで、フルIMAX仕様でないのは、いつもの通り。今日初めて、スクリーンだかでなく、ステージ?も湾曲していたのに気がついた。

解説

ギリシャ神話の英雄ヘラクレスを描いたスティーブ・ムーアのグラフィックノベルを、「ワイルド・スピード」シリーズや「G.I.ジョー バック2リベンジ」などで活躍するドウェイン・ジョンソン主演で映画化したアクション大作。監督は「X-MEN:ファイナル・ディシジョン」「ラッシュアワー」のブレット・ラトナー。全能の神ゼウスと人間アルクメネの間に生まれたヘラクレスが、自身の出自や犯した罪にさいなまれ、救いを求めて旅に出る姿や、不死身の獅子や地獄の番犬ケルベロスといった魔物たちとの戦いを通し、いかにして英雄となっていったのかを、迫力のアクション満載に描き出す。

スタッフ
監督ブレット・ラトナー
原作スティーブ・ムーア
脚本ライアン・J・コンダル エバン・スピリオトポウロス
撮影ダンテ・スピノッティ
美術ジャン=バンサン・ピュゾ
衣装ジェイニー・ティーマイム
編集マーク・ヘルフリッチジュリア・ウォン
音楽フェルナンド・ベラスケス
視覚効果監修ジョン・ブルーノ

キャスト
ドウェイン・ジョンソン ヘラクレス
イアン・マクシェーン アムピアラオス
ルーファス・シーウェル アウトリュコス
アクセル・ヘニー テュデウス
イングリッド・ボルゾ・ベルダル アタランテ
リース・リッチー イオラオス
トビアス・サンテル マンレーソス
ジョセフ・ファインズ エウリュステウス王
ピーター・ミュラン シタクレス
ジョン・ハート コテュス王
レベッカ・フェルグソン ユージニア
イリーナ・シェイク メガラ

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