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ポール・マッカートニー公演中止  あえて辛口 [コンサート]

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2014年5月18日(日) 開演1時間前になって公演中止の案内がWEB上に公開された。

お客様へ

本日 5月18日(日)・明日 5月19日(月) に開催を予定しておりました、
「ポール・マッカートニー アウト・ゼアー ジャパン・ツアー 2014」 国立競技場公演は、
昨日に引き続き、ポール・マッカートニー本人の病状 (ウイルス性炎症) が回復せず、
開催不可能となりました。

ポール・マッカートニーのコンサートを楽しみにされていたお客様には、
多大なるご心配とご迷惑をおかけします事を、深くお詫び申し上げます。

ポール・マッカートニー国立競技場公演に関しての、振替・延期・中止、及びチケットの払い戻し等の
ご案内は詳細が決まり次第、下記のオフィシャルサイト・テレドーム等で発表させて頂きます。
お手元のチケットは、そのまま大切にお持ちくださいますようお願い申し上げます。

なお、5月21日(水) 東京・日本武道館公演、5月24日(土) 大阪・ヤンマースタジアム長居公演は、 開催予定でございます。


・オフィシャルサイト http://outthere-japantour.com/
・テレドーム 0180-99-3335


なお、5月17日(土)公演のチケットをお持ちのお客様を対象に、チケットの払い戻しに関するご案内を致しましたが、5月19日(月)振替公演の見送りを受けて、一旦払い戻しを中止させて頂きます。
チケットの払い戻しに関しましては、今後、振替・延期・中止の詳細が決まり次第、改めてご案内させて頂きますので、お手元のチケットはそのまま大切にお持ち下さい。


お客様皆様のご理解とご協力を何卒宜しくお願いいたします。

また、公演開催の最終判断、及びお客様へのご案内が遅れました事を、深くお詫び申し上げます。

主催者




Tokyo National Stadium shows to be postponed

18th & 19th May

A spokesperson for Paul McCartney said:



Doctors have ordered Paul complete rest and he has been doing all he can to get better. Paul has only ever had to reschedule a handful of shows in his entire career and is so upset about this situation, he hates to let people down. This morning he told his staff he was going to try and perform tonight against doctors orders, but his team, along with the doctors, wouldn’t allow it. He has been very moved by the fans reactions and messages of love and support he has received in Japan.

Paul has instructed his team to look at rescheduling options.


Message from Paul:


Thank you so much for your kind messages of support. I’m so very touched. Unfortunately my condition has not improved overnight. I was really hoping that I’d be feeling better today. I’m so disappointed and sorry to be letting my fans down.

Love,

Paul


東京国立競技場5月18日,19日の公演が中止

ポール・マッカートニー マネージメント広報より:

ポールは最善を尽くし、完治を目指していましたが、医師の判断により絶対安静を命じられました。

長年のキャリアの中でもポールが予定通り公演を行えなかった事は数える程しかなく、この状況に本人も非常に心を痛めています。

皆さんの期待に答えられないのがポールにとって辛い事です。今朝、ポールは今夜の公演を実施しようとツアースタッフに話していましたが、医師の指示とチームの判断で叶いませんでした。彼は日本のファンの皆さんからの暖かい励ましのメッセージに非常に感動しています。

ポールは公演を振り替えて出来るよう強く希望しており、現在その可能性を探っています。



ポールより:

皆さんの暖かい応援のメッセージをありがとう。とても胸を打たれました。残念ながら僕の体調は一晩では回復しませんでした。是非とも今日は元気になると期待していましたが、とても残念に思っています。今日の公演を楽しみにしてくれていたファンの皆さんに申し訳なく思います。

Love,

Paul

2014年5月17日(土)の公演が19日(月)に延期になり、18日(日)の公演がどうなるか注目されたポール・マッカートニーの来日公演だが、18日(日)と19日(月)の公演ともに中止となってしまった。屋外でのライブということもあって、もともと悪天候による中止に備えて19日(月)は予備日として会場を押さえていたようだが、ポール体調の回復が遅れて18日(日)の公演も中止になったことで、代替公演が用意できないからか、あるいはポールの体調がさらに悪化したからか、19日(月)の公演もあえなく中止になってしまった。

残された21日(水)の日本武道館公演と24日(土)の大阪・ヤンマースタジアム長居公演は、開催予定ということだが、ポール自身の健康にただならぬことが起きているのではないかと大いに心配である。一刻も早い回復を祈るばかりである。

さて、18日(日)に発表された主催者のコメントだが、代替公演の可能性を探るとはいうものの、国立競技場は今月で閉鎖されるためスケジュールが空いているはずもなく、プロ野球のシーズン中とあっては10万人を収容できるような巨大な会場が今から押さえられる訳がないのである。しかも28日には韓国公演があるとあっては、今月中の東京開催は不可能なのではないだろうか。ここは無理せずに治療と休養に専念させるべきである。

今日も中止の決定のアナウンスが大変遅く、16時の時点で中止が発表になっていなかったので、不安を抱きながら会場へでかけたのだが、予感は的中して会場へ到着と同時に中止が発表になった。直前まで開催に向けて協議が続けられたのだろが、いかにも遅過ぎたというべきである。ポール・マッカートニーという超大物だけに表立って苦情を言う人はほとんどいないだろうが、主催者の対応は後手後手で残念なものである。

これが、普通のアーチストだったら苦情が主催者に殺到したことだろう。代替公演や払い戻しについても早急に発表するべきである。明日の朝刊あたりが望ましいが、またしてもギリギリのタイミングでWEB上で発表ということになるのだろう。

払い戻しとなってもチケットに表記されている額面だけになって、チケット発行手数料、システム利用料等々の上乗せされている各種手数料は戻ってくるはずもなく、法律的には正しくても利用者としては、なかなか納得しづらい問題である。交通費や宿泊代などは泣き寝入りするしかないが、これまでの例としては、新国立劇場の演劇公演で出演俳優が遅刻し、公演が中止となったことがあり、中止公演に訪れた観客に対し、異例の交通費も負担することを発表した事があった。まさか国立競技場の10万人の観客にそんなことはできないだろうが、早急に誠意ある対応を望みたい。

昨年の来日公演に続いての初の野外ライブとして大いに楽しみにしていただけに落胆も大きい。高齢であるポールの健康管理について周囲にスタッフはどのように配慮していたのか、プロフェッショナルの集団だと思っていただけになかなか納得できないでいる。

とにかくポールの一日も早い回復を祈るばかりである。
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