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バーレスク [映画]



解説: 歌手を夢見るヒロインがロサンゼルスのクラブで働き始め、次第にその才能を開花させていくサクセス・ストーリー。世界レベルの人気を誇るアーティスト、クリスティーナ・アギレラが映画初出演で主演に挑み、圧倒的なパフォーマンスで魅了する。ヒロインを雇うクラブのオーナー役に、『ふたりにクギづけ』以来約7年ぶりの映画出演となるシェール。世界のショウビズ界を代表するディーバの豪華共演に注目だ。

あらすじ: 歌手になる夢を追い掛けているアリ(クリスティーナ・アギレラ)は、セクシーなダンサーたちが毎夜ゴージャスなショーを繰り広げているロサンゼルスのバーレスク・クラブで働くことに。オーナーのテス(シェール)のもと、たぐいまれな歌唱力と傑出したダンスの才能を花開かせていくアリは人気者となり、クラブは盛況を極める。

絵に描いたようなアメリカンドリームを体現したような映画。すべては観客の思い通りに事はすすむという観ていて安心できる映画。シェール、アギレラ、スタンリー・トゥッチらの演技も楽しめる。お色気と歌と踊りのごった煮状態が、いかにもバーレスク!

日本ではかつての日劇ミュージックホール、グランドキャバレーにバーレスク風のショーが受け継がれていたというが、さしずめ今なら。六本木金魚あたりのニューハーフショーに、その名残があるのかもしれない。映画で披露される歌と踊りのレベルは驚くほど高い。実際の舞台では有り得ないだろうレベルで楽しめた。

アンコール風のエンディングの曲も良かったし、2011年のお正月映画の中では異色作ながら最も上出来ではないだろうか。観ても損はないです。お値段以上かも。心震わすような感動はないけれど、観て良かったと心から思えると思います。涙を流すようなウエットの部分がないのが、いかにもアメリカ流で万人向けでしょう。

とにかくラストに向けて、余計な説明がなくトントンと話が展開していくのが良い。そこに挟まれる歌や踊りも適切で、少々弱いドラマ部分の欠点を補って余りある感じだった。ロスが舞台だけあってゲイも登場するが、日本のように興味本位の不当な扱いでないのは当然で、どこかの都知事のような心ない発言は許されない国なのだと再認識。
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