Twitterまとめ投稿 2019/12/27 [歌舞伎]
theaterangel2ミュージカル『サタデー・ナイト・フィーバー』後半。映画同様に苦い展開。でも希望のある未来が開けたか40年後の主人公に問いたい気もする。アンコールはフィーバー&ディスコタイムというかただのスタンディングオベーション。だって出演者達は… https://t.co/FL5YgJ36OV12/27 15:38 theaterangel2ミュージカル『サタデー・ナイト・フィーバー』前半。ほぼ映画通りの物語の展開。全員揃ってのダンスシーンは迫力があるけれどスペースが限られているのでどの曲も同じような印象で単調。キレのあるダンスはプロでなければ無理。往年のディスコでこのレベルのダンスが踊られていたかしらん。観客は高齢12/27 13:08
Twitterまとめ投稿 2019/12/26 [歌舞伎]
theaterangel2N響第九スペシャルコンサート。ベートーヴェン交響曲第9番。シモーネ・ヤング指揮の圧倒的な名演奏。攻めの指揮に食らいついていくオケと合唱団。微塵も揺るがない安定感。特に男声合唱団の充実に何度も驚かされた。ソリスト陣には凸凹があったけ… https://t.co/uwqFvHiH3I12/26 21:24 theaterangel2N響第九スペシャルコンサート前半。勝山雅世によるヘンデル、アルビノーニ、バッハのオルガン曲の演奏。楽器の王様と言われるだけあってパイプオルガンの響きは重層的で多彩な音色。ホールの空気を振動させるような重低音に魅了された。サントリーホールのパイプオルガンを聴いたのは初めてだったかも12/26 19:35
Twitterまとめ投稿 2019/12/23 [歌舞伎]
theaterangel2バッハ・コレギウム・ジャパン『メサイア』後半。第2部は一転して熱気を帯びた演奏も「ハレルヤ」は知的なアプローチ。立ち上がった人は8名ぐらい。第3部は本当のクリスマスの意味を知らせる聖なる時が流れた。最後の「アーメンコーラス」で感動… https://t.co/TlPPgjAxQr12/23 22:00 theaterangel2バッハ・コレギウム・ジャパン『メサイア』前半。古楽スタイルのヘンデル。管弦楽は20名の小編成で古楽器の演奏。18名の合唱。透明感のある響きの独唱者。演奏される全ては聖書の御言葉なのだが癒される音楽となっていた。雑味がなくて清潔、そ… https://t.co/PwSCamZERO12/23 21:41
Twitterまとめ投稿 2019/12/19 [歌舞伎]
theaterangel2国立劇場『蝙蝠の安さん』 チャップリンの『街の灯』の翻案。元がサイレント映画なので声ではなく手の感触で恩人とわかるのは舞台では少々無理が。幸四郎がチャップリンそっくりなのが胸を熱くさせる。両方の共通点は白塗りの顔。顔の白さは人間の優しさと正比例なのだと知る。猿弥好演で笑いが広がる12/19 16:13 theaterangel2国立劇場『盛綱陣屋』白鸚の盛綱を頂点とし一座総出演の大曲。東太夫と寿治郎の竹本が充実していたので緊張感を途切れさせずに最後まで楽しめた。小四郎を演じた今月初舞台という幸一郎が好演。楽善の時政、魁春の篝火と贅沢な配役。幸四郎、猿弥のご注進も盛り上げていた。年齢は隠せないが白鸚を堪能12/19 13:42
Twitterまとめ投稿 2019/12/16 [歌舞伎]
theaterangel2都響定期Bプロアラン・ギルバート指揮「マーラー交響曲第6番〈悲劇的〉」第4楽章でふり落とされる巨大なハンマー。舞台裏のカウベル。3台一緒に打ち鳴らされるシンバル。ライブだからこその見る愉しみ。長大な曲だから完璧は難しいがそれを乗り… https://t.co/6wzNEi2RiA12/16 21:16 theaterangel2十二月大歌舞伎『壇浦兜軍記』梅枝の阿古屋は初めて。2年越しで三人の阿古屋を観ることができた。これで一安心。三味線は課題が残ったような気もするが立派な阿古屋で堂々たる歌舞伎座での主演。瓜実顔の梅枝は現代の女方のようで実は古風。三人の中では一番しっくりくる阿古屋だ。なお一層の研鑽を。12/16 17:34 theaterangel2十二月大歌舞伎『保名』玉三郎が立役で踊る。清元が若い顔触れ。衣裳の美しさ。という以外に良い点が見つけられない困った舞踊。最大限に自分を若く美しく見せることに腐心した感じで玉三郎は見たけれど「保名」は観なかったということか。存在感が希薄で舞台であんなに小さく見えた玉三郎は初めてだ。12/16 13:38 theaterangel2十二月大歌舞伎『たぬき』2回目。さすがに初日に比べると各役の深味が増している。中車の役は、この年代で演じられる役者が少ない事に気がつく。歌舞伎にとっては貴重な戦力となった。児太郎の女の一生的な変化も興味深い。彦三郎にも太鼓持ちらしい軽みが増した。市蔵の隠亡に人生の終焉を見守る凄味12/16 12:45
Twitterまとめ投稿 2019/12/13 [歌舞伎]
theaterangel2東京バレエ団新制作『くるみ割り人形』後半。各国の踊りはそれぞれ超絶技巧を駆使して高水準。難易度の高いリフトを多用したグラン・パ・ドゥは二人の気持ちが通じ合って幸福感に包まれた。ダンサーに寄り添った斎藤友佳理の演出振付は大成功。バレエ団に新たな歴史を刻んだ記念碑ともなる公演だった。12/13 21:27 theaterangel2東京バレエ団新制作『くるみ割り人形』初日前半。あまりに美しい舞台に感動。スムーズな舞台転換によってマーシャとくるみ割り王子のパ・ド・ドゥから雪の精達の踊りまでは完成度の高い舞台に。ピエロ、コロンビーヌ、ムーア人を登場させる演出もよい。松林の踊りから雪片のワルツにかけての音楽も見事12/13 20:10
Twitterまとめ投稿 2019/12/12 [歌舞伎]
theaterangel2新作歌舞伎『風の谷のナウシカ』「シュワの墓所の秘密」吉右衛門の墓の主の声という贅沢。歌昇の墓の精と右近のオーマの精の戦いを紅白の頭をつけた獅子の集団舞踊で表現。全ての秘密が明かされる結末。「生きねば」の台詞と困難を乗り越えて演じ続ける菊之助の姿が重なって感動的な幕切れになり満足。12/12 20:48 theaterangel2新作歌舞伎『風の谷のナウシカ』「巨神兵の覚醒」道化の種之助とナムリスの巳之助の活躍が目立った。巨神兵の造形は良いのだけれど上半身のみで目が光るだけで動かないので想像力を働かせないと辛い場面。クシャナやユバに比べると自由に動けないだけ菊之助のナウシカは舞台映えがしないのが残念だった12/12 19:25 theaterangel2新作歌舞伎『風の谷のナウシカ』「浄化の森」まさかの所作舞台を敷き詰めての舞踊劇?かと思ったら菊之助のナウシカは殆ど踊らず。筋書には「所作事 重懐青黄昏」とあったのに片腕を固定されては踊れないのか。結局は蟲使いの総踊りだけというお粗末。台詞だけでナウシカの絶望を説明するだけだった。12/12 18:44 theaterangel2新作歌舞伎『風の谷のナウシカ』「大海嘯」腐海の領域が広がる危機的な状況に陥る切迫感がなかなか伝わってこないもどかしさがある。二次元のものを三次元で表現しようという困難さが原因か。七之助のクシャナ一人が気を吐いた格好。メーヴェの宙乗りの演出はカットされたらしく盛り上がりは今ひとつ。12/12 17:56 theaterangel2新作歌舞伎『風の谷のナウシカ』「白き魔女、血の道を征く」事故のおこったトリウマは登場しただけ。もちろんメーヴェの宙乗りもないので何とも間の抜けた芝居に。舞台化困難な作品を歌舞伎にして上演した意欲は買うけれど面白味が半減してしまったのは事実と思う。宮崎駿の言葉が筋書にないのは何故?12/12 14:53 theaterangel2新作歌舞伎『風の谷のナウシカ』「悪魔の法の復活」本水の立ち回りは危険が潜んでいるようで心配。松也の大跳躍は必要?右近とダブルで飛び六方。青隈の似合った巳之助の存在感は認めたい。でもドラマがあったか疑問。筋を追うだけの歌舞伎風芝居は辛い。王蟲の恐ろしさが一向に伝わってこないのが問題12/12 13:52 theaterangel2新作歌舞伎『風の谷のナウシカ』「青き衣の者、金色の野に立つ」左腕の怪我を感じさせることない菊之助のナウシカ。女方の技法で演じる事に違和感。七之助のクシャナの開き直り演技の方が好ましい。全11場台詞中心で見せ場らしい見せ場なく筋を追… https://t.co/TpX1aYtPT412/12 12:30
Twitterまとめ投稿 2019/12/06 [歌舞伎]
theaterangel2南座顔見世『越後獅子』10分の幕間に花道を所作舞台を持って全速力で走って敷き詰める大道具方を初めて見た。隼人、橋之助、莟玉、千之助若手四人がきびきびと踊って気持ちいい。一本歯の下駄、布晒しも危なげなく15分の短さだが満足感。顔見世… https://t.co/vnN2MvOy5D12/06 21:39 theaterangel2南座顔見世『魚屋宗五郎』芝翫の宗五郎大当たり。彼の背後に二代目松緑を見た思い。まず茶屋の女将の梅花が抜群の巧さでお蔦の死の悲しみの世界を作る。そこへ登場する芝翫を大いに助けたと思う。雀右衛門、孝太郎、橋之助ら共演者も好演。何よりも劇場の寸法にあった芝居だったことも幸いしたのだろう12/06 21:22 theaterangel2南座顔見世『釣女』今の時代は美醜を言うのは禁忌。かつては異様な化粧の醜女もいたけれど鴈治郎は太目の体型を生かして動き回る活発で少々自己中心?的な役作りで抵抗がない。愛之助がだんだん弱気になっていくのがたまらなく可笑しい。隼人と莟玉の美男美女は現代風だが良い景色。襲名を祝う台詞あり12/06 19:06 theaterangel2南座顔見世『堀川波の鼓』仁左衛門は後半からの登場だが、不義密通を犯した妻に手をかけ女敵打ちに発つ台詞に説得力があり昼の部とは違った魅力をみせた。時蔵は誤ちを犯してしまう脇の甘い人妻を好演。相手の梅玉との艶めかしい空気の醸成はお手柄。扇雀、壱太郎らの出演もドラマに奥行きを与えた。12/06 18:12 theaterangel2南座顔見世『七段目』当代一の由良助役者である仁左衛門は何もかもが完璧。登場しただけで世界が変わってしまう。観ているだけで幸福感に包まれた。その大きな存在のおかげで芝翫の平右衛門と孝太郎のお軽の哀しみが引き立った。演出は松嶋屋独特なのか幕切れは手燭と扇を持って中央で決まる型で見事。12/06 16:19 theaterangel2南座顔見世『金閣寺』顔見世では初上演。山城屋成駒屋三代が揃う目出度い舞台。慶寿院の藤十郎は台詞が弱々しく心配したが貫禄で圧倒す。懸命さに好感の壱太郎の初役雪姫は爪先鼠以降が課題か。鴈治郎の大膳、扇雀の藤吉が充実していた。黒衣が受け損ねた碁笥をそっと隠した亀鶴の鬼頭太の判断は見事。12/06 14:11 theaterangel2南座顔見世『戻駕』先月の歌舞伎座に続いての梅丸改め莟玉(かんぎょく)の襲名披露。可愛いいと声が上がるほど可憐な禿。劇中に口上があり梅玉の師匠愛に心動かされる。梅玉の次郎作、時蔵の与四郎ともに初役。これも劇場の寸法がぴたりとはまって… https://t.co/N0fHTtpHN112/06 12:17 theaterangel2南座顔見世『輝虎配膳』舞台の大きさが狂言に最適だと再認識。秀太郎、雀右衛門、壱太郎の三世代の女方のバランスも良い。愛之助、隼人も適役。老婆の大役越路の肚のすわり方に魅了され口が不自由なお勝が琴を弾きながらの詫び言という見せ場があって楽しめた。意外と東京では上演されないが面白い芝居12/06 11:22
Twitterまとめ投稿 2019/12/05 [歌舞伎]
theaterangel2新国立劇場『椿姫』後半。ブルーが美しい夜会では鏡の効果で登場人物が倍増で奥行。札束とともに壁が去る&ヴィオレッタだけが蚊帳の外に裸電球の侘び住居での死の名演出は健在。だからミルト・パパタナシュの題名役の独り舞台になって感動。アルフレード役もようやく本領を発揮して高水準の舞台に貢献12/05 22:23 theaterangel2新国立劇場『椿姫』前半。鏡面の壁と床を使用したシンプルだが洗練されたアイディアにあふれた舞台装置。歌手陣は健闘もアルフレードのドミニク・チェニスは不安定で体型も役のイメージから遠いのが残念。演出は歌手を何かと寝転ばせたがるのが気になる。オケは雄弁で熱量不足の歌手を好サポートした。12/05 20:33
Twitterまとめ投稿 2019/12/02 [歌舞伎]
theaterangel2十二月大歌舞伎『本朝白雪姫譚話』第ニ幕。こども歌舞伎スクール寺子屋の生徒も参加したモーツァルト「魔笛」風ボーイソプラノに感動。毒櫛が白雪姫の頭から落ちても芝居を続けた舞台度胸に感心。淀君もかくやの児太郎の演技にも。が空っぽの芝居。… https://t.co/hhIx3RXoyS12/02 20:36 theaterangel2十二月大歌舞伎『本朝白雪姫譚話』第一幕。笑いに寄るでもなく虐待のシリアスな展開になる訳でもなく何をやりたいのか意味わからん。美しいことに執念を燃やす母親って何。見た目は新しい試みをしているようで使い古された手。阿古屋役者三人の琴演奏も不発。七人の子役が登場し前半が終わった大丈夫12/02 19:08 theaterangel2十二月大歌舞伎『神霊矢口渡』梅枝は大熱演で古典一筋のクールな女方というイメージを覆すお舟。古風な味があって大当たり。松緑の頓兵衛は大きな目を活かして大活躍も花道は何故か地味。蜘手蛸足をやったのかどうか判断つかないほどにアッサリとしていて大芝居を期待すると違うかも。共演者はみな好演12/02 17:53 theaterangel2十二月大歌舞伎『阿古屋』昨年、梅枝と児太郎に大役を伝えたが玉三郎の大きさ立派さは揺るぎがない。花道の登場が輝いて見えた。演奏は琴と胡弓に感心。三味線は悪くはないがちょっと落ちる感じがした。重忠の彦三郎は安定。岩永の松緑も笑わせ楽しませてくれた。伝説になる阿古屋あと何度観られるか?12/02 15:51 theaterangel2十二月大歌舞伎『村松風二人汐汲』行平を想う松風と村雨姉妹を梅枝と児太郎が踊る。村雨が出るのが「二人汐汲」の趣向でポスト玉三郎と言われた時蔵と福助の子供である梅枝と児太郎が出演しているのが感慨深い。当然のごとく玉三郎の目が行き届いているのだろう気品あふれた舞台で二人の違いを楽しんだ12/02 13:49 theaterangel2十二月大歌舞伎『たぬき』台詞だけで1時間半。不味い台詞なら目も当てられないが中車だから大丈夫。多くは語らないでも多くの事がわかる。そんな巧みな台詞術。彦三郎の太鼓持ちと児太郎の妾が好演。特に児太郎の立ち居振る舞いだけで日頃の生活の乱れを見せて上手い。結局子供への愛に目覚め後味よし12/02 12:43